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第23話 この世界で、異世界が目を覚ます(高野視点)

朝、いつも通りの満員電車。

だが今日は──「トンネルを抜ける瞬間」に、“何か”が起きた。


窓の外、黒い壁が裏返り

時間が巻き戻るような感覚

誰も気づかないのに、自分だけが“世界の異常”を感じている


次の駅、ホームの人影が一瞬“青白く二重写し”になる──

そして消える。何もなかったかのように、日常は続く。


会社に着いても手の震えは止まらず、PCのパスワードを3回ミス。

村田にツッコまれても、笑って返すのがやっと。


(……あれは、絶対に“何か”の始まりだ)


そして高野は、ふと思う。


柚葉も、ユイも──

もしかして、もう何かに気づいているのかもしれない、と。


 


《続く》

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