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時の間と繋がりと。  作者: じゃっきー
第一章:私とボクとの出会い
5/40

5.まったり空間

3軒ほど内覧を済ます。

その中に一軒、とてもイメージにピッタリの家があった。


なんと一軒家。

古いお家だけど、リビングが広くて窓が大きい。

仕事場も十分取れるし、気に入ったのは小さなお庭があること。


縁側もある。

このまったり空間…!!


近所にスーパーやコンビニもあるし治安もいい。

駅からはちょっと遠いけど、十分だよね。


なんでこんな家いい家が見つかったんだろう??

しかも賃貸で。使わない部屋もいくつかあるけど、

余る分にはいいよね。


ちょっと予算オーバーだけど、

ここに契約することに決めた。


そうとなれば、家族にも伝えなきゃな。





帰宅後、ちょうど父も母も家に居たので伝えることにした。


「私、家を出るから。

仕事ももっと広げていきたいしね。」


なんとなく、もっともらしい理由をつけて話す。

これ以上詮索しないでくれ!!という思いを込めて。


どうか、私の日常を邪魔しないで…



「なぁ、彼と一度、話してみるのはどうだろう。

いきなり連れてきたのは悪かった。この通りだ。」


父が私に謝ってくる。

今更、遅いよ。


そりゃあ許したい気持ちもあるし、

少し彼のことが気にもなってきている。


だけど、私の気持ちの行き場がないのだ。

今更どの面を下げて彼と会えというのだろう。


「そうよ、とってもいい子なのよ。

きっと気にいるわ。」


母がそう続ける。

いや、もういいよ…


私が黙っていると、

「よし!決まり!

明日はあなたの大好物を食べて、パーティーにしましょう!!」


母の大きな声とともに、

憂鬱なイベントが決まってしまったのだった。


お読みいただいて、ありがとうございます!


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