40/40
22.今から
「河川敷に向かおう。」
そう思ったものの、
土地勘がないので、どこだかわからない。
とりあえず彼女が向かった方向へこぎだす。
分からない。でも走る。
((私の気持ちを無視して!!))
そう彼女は言っていた。
そうだ。
彼女は悩んでいたんだ。
夢の中でもそう言っていた。
私を分かってもらえないって。
ボクが分からないといけなかった。
いや、そうじゃない。
今から、分かればいいんだ。
彼女はいる。
近くにいるんだから。
心を落ち着けると、
声が聞こえるような気がした。
「なんで…どうしてなの…??」
そんな声だ。
今朝の夢を思い出してしまう。
ボクはまた、
何もできないんだろうか?
…違う。
ボクは、今、彼女を助けるんだ。
お読みいただいて、ありがとうございます!
毎日19時に投稿します。(予定)




