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14.気づいていない
夢の中のボクも、
話しながら小さい子どものような姿になったり、
大人のような姿になったりしていた。
彼女は穏やかな時もあったし、
一緒に悲しんだこともあった。
アドバイスをくれる時もあった。
…今の彼女そのものだけと繋がっている訳じゃないのかもしれない。
未来の彼女と、過去の彼女と。
そして…
まだ彼女が知ることのない、気づいていない思いを抱えた彼女と繋がってるんだ。
今の彼女は、ボクに気づいていないかもしれない。
だけど、ちゃんと繋がっている。
ボクが感じようとすることで、
彼女と対話ができるようになる。
「ダメだな、ボクは…」
自分のことしか考えていなかった。
彼女に会いたい、話したい、そればっかりで。
彼女とのつながりを大切にしよう。
そう、改めて誓った。
◇
それからもほぼ毎日、家に通っている。
日課になってしまった。
あの日から、
彼女の気持ちに寄り添いたいと思った。
ボクが家に通っていること自体ストレスかもしれないけれど…
きっと、奥底では繋がっているから。
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