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1.ボクは、前を向いて歩くことにした。
それは、
ボクと私が出会う前のお話。
◇
ボクはいつでも、孤独だった。
家族はボクを大切にしてくれる。友達もいる。
勉強はそこそこで、趣味もある。
だけど…子供の頃から、なんとも言えない孤独を感じていた。
本を読むのが大好きだった。
難しい本は読めなくても、童話や伝記を読むのが好きだった。
かっこいい偉人たちに憧れた。
中でも、子供の頃から大好きで何回も読んでいたのは、
「魂のつながり」の物語。
ボクにも、魂のつながりがいたらいいな。
孤独でも、繋がっていて声が聞こえて、理解してくれる。
そうなったら…。
ボクは、相手のことも理解して、寄り添いたい。
あなたが孤独を感じた時、寄り添ってあげられるように。
いつでも、信じていられるように。
物語は、宝物と一緒に歩んでいく。
と言うところで終わっている。
ボクも、宝物と一緒に人生を歩むんだ。
そう思ってからボクは、
前を向いて歩くことにした。
◇
落ち込んだり、自分なんてって思うことはいっぱいあるけど、
それでも、魂のつながりの相手に恥じないように。
いつか、声が聞けたとしたら…
いつか、話せたとしたなら…。
一緒に、人生を歩みたいから。
会えなかったとしても。
第3章が始まりました!
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