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第16話 力に溺れる者達とダンジョンの善し悪し

黙夫は個室の扉を開ける

受付カウンターと椅子が置いてある

中は1人が入れる広さだった

受付には男性が座っている


「どうぞお掛けください。」

「あ、はい。」


促されて椅子に座る


「それではスキル登録をしますのでギルドカードの提示をお願いします。」

「どうぞ。」


黙夫はギルドカードを渡した

男性はダンジョン技術で作られた装置を使って登録をしていく

しばらくしてギルドカードを返却して貰った

黙夫はふと気になった事を尋ねる


「所でなのですが、もしスキルが発現したけど登録をし忘れてた場合とかはどうなるんですか?」

「そうですね…気づかずに生活する人は多いので注意は呼びかけておりますが、一般の方々はギルドカードを持ちませんからね。ダンジョン事業に掛かり切りで一般の方々に詳細が解る物は製造が遅れていますね。」

「前まで一般人でしたけどそれ大丈夫なんですか?」

「なまじ自分のスキルとか能力値が解ると逆に悪用したりする危険性があるので難しい所です。」


若い子供が人を傷つける力を手にすれば暴走するのは確実だろう

だからこそ探索者になり持て余した力をダンジョン探索に割いて欲しいのが国の本音だ


「中にはスキルの扱い方を独学で学びその能力を振るう人も出てきています。最近の犯罪には特に能力を使った犯罪が顕著でしょうか…。」

「ああ、ニュースでもやってましたね…。」


ダンジョンの出現は良いことばかりでは無く悪い事も多い

このご時世、自警団なんかも組織されてたりする


「湿っぽい話は此処までにしましょうか。本日はお疲れ様でした。」

「ありがとうございました。」


お礼を言い個室を出て行った

1 男性

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