表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
78/113

ギ氏族の恥のようですよ!?

4月16日(土)の投稿になります。


右腕の手術後が痛むぜ…

ギ=ルルさんの依頼は、ギ=ザザの討伐とのことだったが。

ギというからには同じ氏族の者なのかな?

そんな私の心の中の疑問に気付いたのか、ギ=ルルさんは答えてくれた。

「マず、始めにいっておきますガこれは我が氏族の恥部に関わることであるノで他言ムヨうでお願いしたい。」そう前置きして話したことは。

「ザザは我が氏族の中でもかなりの戦士でありまシタ。しかし、生来乱暴者で弱者にたいしても、虐待に近いコトをするなどとてモ誇りあ戦士であるとは言えス。そして数ヶ月前、近隣の他の部族と揉めて数人を殺害したことで部族を追放し追手をオクりこんだのですが…すべて返り討ちに。そこで高ランクの冒険者ならばと依頼ヲしたのですが、なかなかザザを倒せそうな者に会えなかったのですが、今回ようやく皆様に受けていただけるコトに。」

所謂いわゆる犯罪者の討伐ですか。

「依頼書によると他にもいるらしいのですが?」

ヤツバさんが気になることえを聞いてきた。

「それは所謂いわゆる取り巻きでス。力に酔いしれる者もいるのでス。」

嘆かわしいと言わんばかりに顔を顰めた…ように感じた、表情はわからないので、ギ=ルルさんは改めて依頼の打診をしてきた。

どうもこのギ=ザザというリザードマンは人間モンスター関係なく襲っているようでかなりの被害も出ているという。特に弱い女子供をいたぶるのが好きと聞いてはこの依頼を受けるのに否はないだろう。

私達は依頼を受けるために、ウェルザさんの作業が終わるのを待ちギ=ザザが潜伏しているだろう辺りの目星をつけるために聞き込みをすることにした。

おもに行商人などが主ですがそれにはカザリが当たった。さすがに諜報担当です。

小一時間もせず商人の聞き込みを終え、地図上に潜伏場所候補を纏めて来た。

その中で一つ気になる場所があった。

「洞窟…ですか。」

「そうですね、昔は魚の貯蔵などに使用されていたようですが、現在はその村が無くなってから使用されてないとのこと。」

まずはそこから調べてみようということになり、明日の朝一で出発することになった。

そうそう、今回はギ=ルルさんとその護衛のリザードマン達も同行することが条件だった。まあ身内のことなので、ギの氏族がだれもいないのはおかしいのはわかるのでそれは了承しておいた。

いきなり大当たりとはならないだろうが準備は万全にしておきたいので再度足りないものはないか皆と相談して今日は解散することになった。

明日はギ氏族の人達は、門のところで待ち合わせすると言いおいて去っていった。

私達も相談の結果足りないと判断された物を買いつつ谷保やへ向かった。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ