貧乳=女…になるそうですよ!?
2月14日(日)本日一回目の投稿です。
二つ目の特性を決めるため俺は、スロットのレバーを勢いよく引いた!次こそチートよこい!
俺の祈りは…
「パンパカパーン!二つ目の特性は!な、なんと!」
ナハトルマが、もったいつけるように一度言葉を止める。
なにが出た?早く言ってくれ!俺は睨みつけるような目線を送ると、ナハトルマはその笑みを深くして…
「その特性は! 貧乳! いやーまたマイナス特性だねー!アハハハハハッ!もう最高!」
貧…乳?え?なにそれ?どういうことだ?ナハトルマは、堪らないといった感じで空中でお腹を抱えて転げ回る。
言われたことが理解出来ない俺が呆然としていると、笑いがようやく収まったのかナハトルマがこちらに向き直った。
「いやーゴメンゴメン!これはなかなかレアなケースだよ!マイナス引いた後にまたマイナスなんて!普通修正が掛かって最低でも少しいいくらいの特性が出るんだけどね!」
スロットに腰掛けこちらを見上げて、ニヤニヤしているナハトルマに殺意が沸くが、それよりも!
なんだよ貧乳って?男が貧乳って意味がわからんぞ?説明しろ!
ナハトルマは、仕方ないなあといった感じて微笑んだ。
「貧乳はつまり身体的特徴のマイナス特性になるね!その効果はある一定以上に胸囲が成長しないこと!ついでに言えばこの特性は女性限定だから君の性別は自動的に女性になるね!」
は?貧乳はともかく俺が女に?やり直しだ!やり直「ランダム設定はキャンセルがきかないんたよー!ゴメンね!」し…だ、嘘だろ、ふざけんな!チートでハーレムの夢が!こんなことで…
「まあまあ取りあえず最後の特性決めてからにしようじゃないか!一発逆転あるかもよ?」ナハトルマがスロットから浮かび上がりながらそう言った。確かに、このまま愚痴っていても意味がないのは確かだな…
もうどうとでもなれ!俺はヤケクソな気分でレバーを引く…