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模擬戦のようですよ!?

3月18日(金)の投稿になります。

リアル事情により更新が滞るかもしれません(入院のため)


気を取り直していきましょう!

皆に心配を掛けないように私は、意識を切り替えた。

皆とアミーナさんとはかなり打ち解けたようで、戻った時には和気あいあいとして、何かの話題で盛り上がっていた。

「待たせたな。」そう言ってマサキさんが席に着くとアミーナさんがその隣へと。夫婦中はかなりいいようですね。羨ましい。

「さてニーニャさん達を鍛える話しだが、先ずは腕前を知りたい。これから俺と模擬戦をしてもらう。」

ランクSとの模擬戦とあって二人は張り切って了承した。

しかし、そろそろお昼だということで、まずは軽めの昼食となった。

その間に模擬戦の準備をメイドさん達(実はいたのだ)が整えてくれていた。



「まずはニーニャ、でいいよなもう?からだ。思いっきり打ち込んできな。」

そう言ってマサキさんは、ダラリと腕を下ろし掛かってこいと手招きした。

「よーし!遠慮はしないよ!」ニーニャさんは訓練用の木剣を軽く振ると、マサキさんへと飛びかかっていった。

まさに目にも止まらないほどのスピードで切りかかるニーニャさん。ですがマサキさんはそれを何でもないように手にした木剣で打ち払う。

すごい攻防ですが、うーん?マサキさんが余裕なのはランクが高いからとはいえそれれだけじゃないような?

よく見ると、マサキさんはニーニャさんが切りかかる寸前のみ動きその剣をさばいていた。

10分もしないうちにニーニャさんはヘトヘトになり、動きが鈍ったところをマサキさんに木剣を弾かれて終了となった。


「まず細かい事は抜きにして、ニーニャ、あんたはスタミナがないわけじゃない。戦い方が下手くそなだけだ!」

言われてニーニャさんは始めポカンとした後マサキさんに抗議した。

「確かにあたしは正式に剣を習った訳じゃないけれど、下手くそって言い方はないだろ!」

マサキさんはニーニャさんを宥めながら説明した。

「まあ聞けよ。確かにあんたのスピードは大したもんだ。あれほどの速度て動けるヤツはAランクにもそうそういない。だがな、あんたは攻撃の瞬間足が止まってるの気がついてるか?」

そうなのだ。二人の戦いを見ていて気がついたが、ニーニャさんは攻撃の瞬間足を止めて剣を振るのだ。無意識に力を込めているんだろうとマサキさんは言った。

「その状態からすぐにトップスピードに乗れるのは凄いがな。あと力の無さを補おうと無意識に足を止めて踏ん張る。その無駄な動きですぐスタミナ切れになるんだろ。」

そう言われてニーニャさんは納得したようだ。

「スタミナは十分にあるんだお前はな。だからその無駄な動きを徹底的に直す。」

マサキさんはそう言ってヤツバさんに向かい。

「次はヤツバだ。掛かってこい。」

と言って手招きした。

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