表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
103/113

イワナガ城攻略会議のようですよ!?

5月10日(火)の投稿になります。


私達がカカザキ城へ到着したときはすてに帝国軍の軍旗がはためいていて、すでにグシ伯爵により制圧されていた。

「さすがグシ伯爵早いですな!」

スガク侯爵が感嘆の声を上げ開いた門を潜る。


しばらくしてオオトリイ城も落としたと早馬にて連絡が来た。

オオトリイには千五百の兵を残し残りはこちらと合流する事になった。





マツガネ伯爵が到着してようやく、イワナガ城攻略の会議が始まる。

「さて、イワナガ城への道は一つしかない。その道も大軍が通るには細過ぎる。」

「とはいえ、ここにいるのは反乱軍の首魁たるスオウ公爵。ここを攻略しないという道はありませぬ。」

そこで書類を手にカザリが発言する。

「そのスオウ公爵なのですが、妙な情報が入ってきました。」

「妙な情報?」

私は先を促した。

「はい、情報によるとスオウ公爵は前皇帝の息子であり現皇帝陛下の兄であると」

カザリは困ったように眉を潜めながら話す。

「なんだその馬鹿話は?世迷い事にもほどがある!」

スガク侯爵が呆れたように吐き捨てる。

「前々からあった、正当な後継者がどうとか言っていたのはそれか?」

それにしてもおかしな話です。前皇帝が指名したのはお祖父様なのて正当性はお祖父様にあるはず…

「ですな、たとえ本当に兄であろうが継承権がなければ正当性は皆無ですじゃ。」

あのスオウ公爵がそんな話に乗るだろうか?

明らかにおかしい話なのに。

「やはりアメン教に操られていると考えた方が無難だな。」

兄様の発言に皆が頷く。

「まあそれよりもどう攻略するかが今重要てすぞ。」

グシ伯爵の言葉に改めて知恵を絞るが…

「バカ正直に真っ正面からいくしかないか…」

背面の崖を降りれればまた話は違うのだろうがな。」

イワナガ城の後ろの崖はほぼ垂直でロッククライミング上級者でもなければどうにもならないほどの崖てす。

義経の鵯越ひよどりごえの逆落としじゃあるまいし、崖を降りて襲撃はさすがに無理ですね。

「仕方ない、正面より精鋭による城攻めを行う!」

犠牲も多くなりそうですがこれはかりは仕方ないてしょうね。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ