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プロローグらしいですよ!?
拙い文章&趣味妄想爆発な作品ですが、よろしければお読みください。
ある日目覚めたら不思議な空間にいた。いやそうとしか言いようのない場所なのだ。
周りは黒一色だが光源もないのに明るく、俺の目の前には丸テーブルと椅子が置いてある。周りを見渡してみても誰も居ない…。
ひとしきり見渡した後、しばらく辺りをうろつくが、そんなに広い空間ではなくすぐにもとのテーブルの所に戻ってきた。椅子に腰掛けもう一度周りを見ても変化があるわけでもなく俺は頭を抱え込んだ。
「ここはどこだよ」思わず出た独り言が誰もいない空間に響き渡たる。
「ここは時空と時空の狭間!僕は遊戯室と呼んでるよ!」
「なっ!?」慌てて声のしたほうへ振り向く。そこには誰も居なかったはずなのにいつの間にかテーブルに肘を付いてこちらをニコニコした笑顔で見ている少年がいた。
「初めましてだね!皇春人くん!
」
これが俺が体験するとんでもない物語の始まりだった