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~第二話~  初陣

村を出た四人を待っていたのは魔物、ゴブリンの群だった

エリックの推測によると、ゴブリンの王が必ずいると言う

あぁ見えてエリックは頭がキレる


だいたいのゴブリンは自己主張が激しいため

骨や葉などで冠を作ることがあるそうだ、つまりは

ゴブリンの王は冠を被っている奴だと言うことだ


そして案の定、王を見つけたゴブリンの群の中心で指揮をとっているように見える

ルークが聞いた、

「つまり王を倒しさえすれば全体の連携は一気に崩れるってことだろ?」

エリックが頷いた、その通りだほとんどの生き物は

群を統率するリーダーがいなければバラバラになり壊滅する、


エリックが頷くのを確認するまでもなくルークはすでに剣を抜いていた

イリアが少し考えて提案した、「私が囮をやるからルークは王を討って」と

四人は作戦を立て、ゴブリンの王を襲撃することにした


―――作戦はこうだ―――

まず最初にイリアが囮として前に出る

ゴブリンは目に入った者を襲う習性があるので

まずイリアを狙う、そこにルークとエリックで

突っ込むと言うとても簡単な物だ、

――――――――――――

だが簡単故に

相手も動きを読みにくい ましてや相手は

知能の低いゴブリンだからだ 


そして作戦を開始した

イリアがまず群の前に出た、やはり引き付けられて

複数のゴブリンがそちらに行く

だが4、5匹のゴブリンなどイリアの相手ではなかった

あっと言う間に首と体を切り離した、そしてより多くの

ゴブリンが引き付けられる が

先程よりも多く、さすがの彼女も危うい数だった


――だが一瞬で周りのゴブリンの首が飛んだ、ルークとエリックだった

 小さな頃から村で最強のコンビと言われているのは伊達ではなかった


次々に迫るゴブリンの首をルークが正確に切り落とし、

喉元をエリックが貫く そしてサラの魔法の炎が敵を炙る、


―――しばらく斬り倒しているとゴブリン王だけとなった

 「キサマラニンゲンガチョウシニノルナ!」とゴブリン王が叫んだ

 「お前はここで殺す、村には行かせない」

   ゴブリン王との一騎討ち、ルークは剣を下段に構え直し

 ゴブリン王も自らの鉈を構えた そして両者は一気に距離を詰める、


――飛んだ. . . .ゴブリン王の首が、


ルークはゴブリン王の首をとったのだった. . .

どうも、siroです

今回は初の戦闘でした、よく有りがちな

囮作戦ですが、皆さんに楽しんで頂けたのなら幸いです

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