~プロローグ~ 目覚めの刻
その朝、布団からむくりと起き上がった青年がいた
彼の名は ルーク・シャーディス、
彼には悩みがあったそれは片方の眼だけ色が異なったからだ、
そのせいで小さな頃からよく嫌がらせをされてきた、
だが今は母親と二人で暮らしている、
ルークはいつも通り
誰も起きていない時間帯から幼い頃に父親に教わった剣術の練習をしていた
―――気が付けばもう明け方だ、
―――そろそろ休憩にしようと思ったときだった
「よぅ ルーク、相変わらず朝はぇーな」と聞きなれた笑い声がした
「それはお前が遅いんじゃないか? エリック」と軽く返事をすると
「ははは、まぁな」と笑った、「やっぱり早いわね」と
その声の主はエリック・リアルド、彼はルークの幼馴染で親友のやつだ
もう一人の親友の少女 彼女の名はイリア・リーゼ 彼女は牧場の娘だ
そしてその声に被せるように「ちょっと兄さん!少しは手伝ってよ」と
エリックの妹、サラが洗濯物を抱えて出てきた
「やなこった」とエリックが意地を張るのを見かねたルークとイリアは
渋々サラを手伝った、その後ルークとエリックは二人で
イリアの牧場の家畜を世話したりと、今日も平凡な日常が流れていった...。
私、siroの初作品です、悪い点や良い点、改善点などがありましたら
ご指導よろしくお願いいたします