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空虚な輪転

作者: 豊田直輝
掲載日:2026/04/13

窓から見える景色は何処か色褪せていて

昔からの風景が今でもそこにあるような記憶の臨界点に達している。

吹き抜ける風のような鳥たちの群れが仰々しく飛び立っていて

私の微かな希望さえ奪っていくような感じを受ける。

あぁ

世界にいらない人がいると言われたら

それは私なのではないかと確信めいたものが頭の中にあって

自信の無さがひとえに寂しさえと変わっていく

自身さえ信じられない世の中なのに

私が心の支えとして

この世界を生きていくのなら

それは一体何の希望であり

何を導き出すのか

分からない事が空虚に終わりのない宇宙空間のように

ただ輪転をしているのだよ。

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