勇者と父
「入れ」
父の低い声が響く
「父上にご挨拶申し上げます、現当主である父上の命を受けソージャース男爵家三男ソージャース・アルベルトが、ここに参上致しました」
父上が驚いた表情を見せる
そう僕は,考えたのだどうせバレているなら、できるだけ自分が優秀であると見せて寝る時間を除いた1日の7割を占めている授業をできるだけなくそうという魂胆なのだ。
「事前の報告通りだな(ボソ)」
「どうされましたか当主様」
「いや、失礼した。今のは,聞かなかったことにして欲しい。それと、今回は、当主の命であるが、公の場では,ない。それに、親子なのだ、たった三歳の息子が、そう畏るでない。」
「それでは、お言葉に甘えて、」
「それで、今回なぜ呼ばれたのですか父上?」
まぁあらかたわかっているけどね。とっとと終わらせたいし聞いておこう。
「いや、何アルベルトとあまり話していなかったからな。しかし、ここまで成長しているとは、思わなかった。ちなみに何か,欲しいものでもないのか?」
思っていたのと少々違うな、てっきり何で、こんなに喋れるのかとか、洗いざらい聞かれると思ったのに、まぁ欲しいものこれが欲しかった問いだこんな立派な息子には、何かあげたくなるよな!自分で言うのもあれなんだけど、、、
「ものでは,ないですが、授業を少なくして欲しいです。」
「はっはっはは。そうだなこれだけ優秀であれば、授業は、もう必要ないだろう。しかし、頭脳だけでは、どうしようもない時がやってこよう。そのために我が家では、五歳から剣の授業をやる。それは、なくらないからな!あと十歳から入学できる貴族だけの学園にも行って授業を受けてもらう。これは、受け入れれるか?」
剣の授業、面白そうだ、ちょうど授業がなくなったら書庫にある本を読む以外にないをしようか考えていたんだ。
「父上、もちろん受け入れます。それと剣の授業などですが、一月後剣を握れるようになっていたら、その時から授業を学ばせて欲しいのです。」
父上の顔が、険しくなる。
「アルベルトそれは、本気で言っているのか?剣の道に進むものになめられていると感じられても仕方ないことだぞ!いや、お前は剣の道を舐めている!!!」
「ドン」
父上が見たことない形相で睨んでくる。
「申し訳ございません」
咄嗟に怯えながら、そう口走っていた。
父上が僕の顔を見ながら言う。
「すまない。私としたことが冷静さを書いていた。この話は,また今度にしよう。学問の方は、わたしがどうにかしておく。今日は、帰ってくれ、、」
そう言われてぼくは、その場をさる、、、
一月か、あの子ならできるかもしれないでも、あのこには、まだ速すぎる。このことは,我が家の騎士団長を交えて、また今度考えるか、、
それとそこまで邪気は、感じないし、ただ成長が早いだけといまは、考えておくか、それに自分から話して欲しいしな!
次回勇者の日常