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ただの勇者の物語  作者: 案内人
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勇者の秘密

「ふっふっふふふふ」みなさまお久しぶりです。案内人と申します。今日は、昨日に引き続き勇者の生涯を見ていきましょう。

突然だけどぼくソージャース・アルベルト今危機に落ちいている。朝食でしか顔を合わせない僕の父であるソージャース家当主ソージャース・カルゲンに呼び出されている。


「コツコツ」


「あのさ、僕悪いことしたと思う?」


ぼくは、目の前にいる当主の命を受け、ぼくを案内している待女のオネェさんに聞いてみる。ちなみになぜ普通に喋っているのかというと、この待女に、ぼくが普通に喋れるバレてしまったからだ。恐らくその話だと思うが、どこでバレたのかが分からない。やはりレッスン中先生相手に、普通に喋ったからだろうか?


「悪い事とではないと思います。」


ひとまずよかった。ちなみに先にみんなには、ぼくがなぜ普通に喋れるのかを教えようと思う。ぼくがぼくになったのは、ここ数ヶ月だと思う。家の中にある書庫に秘密ドアがあり、まだ物心のついていない僕は、何も考えずその中に入ってしまった。そこで吸い込まれるように手に取った本を開くと頭脳が大人レベルになって、体も少し成長した気がする。思えば書庫の秘密のドアを見つけたのも定めだったのかもしれない。でも、こんなこと信じてもらえないよね。どうしよう(泣き)!


「コツコツ」

「ギギギギィ」


気がつけば目の前には、当主のいる応接間の扉が開こうとしていた。

「おっともうこんな時間だ」

それでは、また


次回、勇者の父

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