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サバイバー  作者: yam
1/1

〜近未来にもデスゲームって概念あるんだ〜

yamです。面白いかはわからない。

まぁ読んでみそ。




『デスゲーム』という概念を

皆様はご存知だろうか。


簡潔にかつ分かりやすく説明するならば、

「死にたくなきゃ殺し合ってね♪」という

キングオブクソの催し物である。

もちろん、現実にはそんな催し物はない。集団行方不明事件などのニュースも最近はとんと見なくなっている。

皆様も『非現実(フィクション)』だと認識し、時に小説や漫画等で楽しむ程度だろう。




では、もしデスゲームに巻き込まれたら?


フィクションの登場人物のように勇敢に、冷静に、優しく私たちは振る舞うだろうか?


それとも気が動転してゲームマスターに直訴し、無惨にも死んでしまうだろうか?


それとも普段の自分らしく、いつも通りに振る舞うだろうか?


もし生き残れたとして、普段通りに日々を送り、殺した人を忘れられるだろうか?




これはそんなデスゲームの人物達の、

ありふれたつまらない、そんなお話。

綴る価値もないかもしれない。

破り捨てた方が良い物かもしれない。

それでもあなた達はページを捲るだろうか。


_________________________________



「くぁ...ぁふ.......」


春の陽気。ポカポカと世界を照らす太陽の恩恵を全身で受け、欠伸を噛み殺す。


数学の水島は寝てる人を見つければまるで獲物を見つけたライオンのようにニッコニコで叩き起こすので迂闊に寝てられない。

ちなみにライオンはメスが主に狩りをするため自分で言っといてなんだが例え話としては適切ではないだろう。だからなんだ。


「.....それでは、今日はここまで。

次のテストには出ないけど復習しとけよー」


舟を漕いでいるうちにどうやら終わったらしい。テストに出ないならやらない方が成績的に良いのでは....?(名推理)


「気をつけ、礼。」

《ありがとうございましたー》



永遠にも感じられた数学を終え、

休み時間。さて惰眠を貪ろうと机に突っ伏そうとしたが、寝れない。隣がうるさい。

やめろ脇腹つつくなくすぐったい。


「起っきろ蚊トンボォ!!!」

「うるっっっせぇカス!!!!!!」


私の声の方が隣より大きい声だった。イラついたからねしょうがないね。

ちなみにコレのせいでいいんちょに

睨まれました。この世は理不尽である。


「でなんなんだよカス」

「それがだな蚊トンボ......」


嘘だろ私蚊トンボで固定かよ。

まぁアイツもカス固定だからいいか.......

そんな問答をしていると、いつのまにか周りに人が集まってくる。陽キャは辛い。

何故ならスキル【聖徳太子】が必須だから。

なんなら口も10個必要な為スキルを進化させなければ話にならない。私は人間をやめるぞ。


「.....というわけなんだよ」

「ふーんそうなんだ」


ごめん嘘。聞いてなかったわ。

やっぱ陽キャは耳なくてもいけるやな!!

もぅまぢでょゅぅ石仮面捨てよ.....。


「聞いてねぇだろコラ」

「うん!!!!!!」

「良い返事じゃねえか全殺しな」

「帰宅部がサッカー部に勝てるわけねえだろ靴舐めるんで許してください」


私の辞書にプライドの4文字はない。prideだから5文字かもしれない。


「席付けー」


そんなクソみたいな問答を重ねていると無情にも教師が入ってくる。おファックですね!

というか隣のカスのせいで寝れなかった。これは丑の刻参り案件かもしれない。いつか絶対髪の毛引きちぎってやる。2、3本くらい。


________________________________


「部活が始まれば貴様らなんぞ雑魚よ雑魚。精々走り込みや筋トレでもしてるんだなサッカー部どもが!!また明日!!!」

「捨て台詞が小学生レベル(クソガキ)すぎる......」


今から地獄の練習を始める部活組を嘲笑いながら悠々と帰路につく。

今日は2時間くらいゲームする約束が入ってるためウッキウキである。

なので背中に投げかけられた悪口も寛容な心で許してやる。明日は血祭りだ(ブチ切れ)


門をくぐり、普段使わない移動装置(テレポーター)を使う。なんで使わないかと言うと酔うから。吐きそう。


でも耐えねばならない....なんてったって

"あの神ゲー"の新作発売だからな....!

旧作に別れを告げる意味でもやり込みにやり込みを重ねなければならない.......!!(迫真)


家の戸に手を重ね、生体認証を済ませる。

こういう所楽で良いわ〜。やっぱ嘘さっさとしろ。



ガチャリ



扉を開け、リビングに入る。

弟に「おかえり」と言われたがすまんな、今私には時間がないのだ。


「ただいまー今から2時間部屋入んなよ入ったら激おこぷんぷんストリームエキゾチックファイナルするからな!!(一息)」

「....なんて?」

「おかえりぃ〜」


1秒で言い終わり愛しき我が弟と妹にしばしの別れを告げる。告げてないけど。

弟が何言ってるか分からねえみたいな顔してるけど問題はない。ないったらない。

それにしても妹はおっとりしてて可愛い。


_________________________________


部屋の電気を点け、装置を起動する。

神ゲー....『サバイバー』の中に入り込み、世界に接続した。


「やぁやぁ」

「おっ来たナ」

「お疲れ様です」


ログインして早々友達.......と言うかフレンドの『筋肉魔法(のうきん)』と『RUN(走って)GANGAN(ぶん殴る)』と会えた。時間が掛からないのは良い事だ。



『サバイバー』というのは、

端的に言うならばRPG系のバトロワ。

レベル上げて敵と会って殴る。

うーんシンプルイズベスト.......!!!!

このゲームの特筆すべき点はアイテム、敵、プレイヤーの職業と種族やゲームモードの豊富さである。正直まだ把握しきれてない。


「と言うわけで把握の旅に出ましょう」

「了解しました」

「うイーっす」


筋肉魔法がちょっとカタコトなのはそう言うキャラというだけである。そう言う感性(厨二病)はとても分かる。私もやりたい。



「なにやる?普通に訓練所?」


「実戦ノ方が良くネぇか?」


「どちらでも大丈夫ですよ」


「はい日和見主義〜」


「お前が決定権持っテんだから早よしロ」


「急に俺にヘイト向けないでください情緒不安定なんですか」


「YES, I'm not!!!」


「イカれテるだけダなこりゃア」


「貴方も同類でしょう」

…………………………………………………………………



時代:2XXX年(非常に陳腐な表現)




環境問題も、国際紛争も、

何もかもが科学によって解決されている。

もちろん人々にある意味真に必要と言える

『娯楽』も進化を重ねていた。



漫画や小説は作り終わり出版許可が出たその瞬間に世界各国の言葉に翻訳され、一瞬で届く。


スポーツは誰もがリアルタイムで1秒のラグもなく観戦席視点や上空視点、テレビ視点などを選択して見ることが出来る。


そしてゲーム。

この時代では最早AIが人と同じ扱いであり、ゲームのNPCとプレイヤーにほぼ何の差異もない。更にゲームに完全に自分が『入り込む』事が可能である。



要するに未来の社会。ちなみに何もかもとかほざいたけども人口問題は解決されていない。まぁ間引きとかするわけにはいかないし多少はね...?

……………………………………………………………



主人公の名前も容姿も何もかも1話目で出てこないってどうなんすか?(自問自答)


どうも、筆者のyamです。

受験期にこんな事してていいのか、いやよくない(反語)

でもやっちゃう....くやしい...........



批評とかパクリ疑惑とかはご自由にどうぞ。

出来る限り改善します。出来る限り。

表現が厨二病すぎてキショい?

うるせえかっこいい言葉くらい好きに使わせろ。


デスゲーム要素......は、まぁ続きが出せる場合に出るんじゃないですかね.........

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