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第三殲滅隊隊長は鬼教官  作者: 鳳月 眠人
2章 ── Carpe diem.
13/15

11.更夜語り

 宵國産の藺織(たたみ)のフロア──


「どういうコトこれぇ」

「ゲストルームとかあるでしょ普通」


 ──の、上の高級そうな純白の寝具。厚みのある適度な柔らかさとすべりのよい肌触りが、整然と敷き詰められて少女たちを待ち受けている。



「親交をはかるための合宿で個室にしてどうする。お前たちはここで雑魚寝だ。いいだろ別に。もう寝るだけだろうが」


 確かにもう揉めるような体力は少女たちにもない。だがルチルとフィニチェは不服そうにユイガを睨む。構わずその背を押し、少女たち全員を大部屋へと入れてゆく。


 最後に、リレイドの鳥竜種を抱き抱えたナイリが振り返った。湯上がりの熱が、まだ頬に残っている。


「じゃあ、ユイガ隊長もここで……?」

「────!」

「へえ……?」


 振り返る少女たちの目に艶が灯る。


「……ハァ。上官と下官が、男と女が同室なわけないだろ」


 混浴を許した所為(せい)か。もはや、いろいろな境が決壊している。そう思い至ったユイガはため息をつき、そして正論でもってピシャリと線引きをし直した。


「明日は昼から魔力瞑想。その際、少しでも集中を欠いたり転寝(うたたね)すれば令威だ。しっかり休んでおけ。夕刻に差し掛かる前にここを発つ。以上」


 隊長らしく淡々と明日の予定を告げて、細工の見事な木戸に手をかける。


「──おやすみ」


 だが最後に、少しだけ和らげた声で少女たちに就寝の挨拶をし──大部屋の扉を閉めると、ユイガは自分に割り当てた部屋へと帰っていった。



「なんかアメとムチが絶妙で……腹立つな」

「一緒に寝るなら遊んでやったのにー」


「あのぅ……はぁはぁ……ずぅっと言いたかったんだけどぉ……おねー様方のルームウェアせくすぃー!!」


 姉妹は鼻息の荒い後輩を見る。眠たさの所為でいつもよりぽやんとした表情だ。ボトムス側面のスリットと胸元が、なんとも涼しげである。


「おん……?」

「ぱふぱふしてやろーかァ」

「されるー!! ほおおお! はすはすはすぅ!! ひゃーんいーにおいするぅ!」


 突進したノイの勢いによって、三人の少女は寝具へともつれ転がった。雑魚寝と言うには質の良すぎるそれは、スプリングコイルで少女たちを包み、瞬く間にルチルとフィニチェを眠気の沼へと引き込む。


「んあ、なにこれ……やゎらかぁ……ぃ……」

「セラ様ほか……お先に失礼しまー……すぅ」

「えっうそ早!? ……なんだここが桃源郷かぁ」


 両側から抱き枕にされたような格好のノイは、感じる肉厚とあたたかさに顔をだらしなく弛めた。



 ──隊長め、さっき湯殿でこんなオイシイ思いを、しかも湯浴み着で。今のルームウェアもすごく良いけれど。


 なんてことを考えながら、ノイはごそごそと俯せに体勢を整える。両側の二人はあっという間に熟睡に入ったのか、起きる気配が全くない。


「はい、上掛け」

「ありがとーございまぁす!」

「どういたしまして。……ね、ノイって女の子がスキなの?」


 三人へ布団を掛けてやったニーナが尋ねた。


「んー、親族に(ヤロー)が多すぎて、当たり前に女の子に目が行っちゃうようになったってゆーか……まぁぶっちゃけ、どっちでもイケますよ!!」


「わお……」

「うるさいわよティエラ=ノイ嬢」

「よく起きないわね、その二人」


 潔さに気圧されるニーナ。そして、容赦のない指摘を入れるリリアとラヴィーネ。だがその指摘にいつものようなキレはない。枕をぽすぽすと整え、銘々に頭をのせる。その瞼は重そうだ。



 命を受けたリレイドの鳥竜種が静かに室内を羽ばたく。小さな手足が壁のセンサーに触れると、宵闇が部屋を満たした。


 ──おやすみなさい。


 それぞれが就寝の挨拶をしあう。

 一旦訪れた僅かな静寂。


 そこに、ぽつりとした声がノイへと届く。


「一つだけ聞きたいことがあるのだけど」

「──ん? あ、私?」


 声の主はリリアだった。

 彼女の斜め向かいに寝転がるノイは、すこししてから自分に問われたことに気付いた。顔を上げて目を合わせ、先を促す。


「"私らしくない歌"って言っていたでしょう、アレは……どういう意味なの」

「えっ、どれの話?」

「命歌よ」


 ノイは湯殿でのことを思い出す。

 "リリア令嬢らしくない律だと思った"。そういえばそんなことを、確かに言った。


「えー、根に持ってる? ごめんて……」

「違うわ」


 謝るも、リリアは静かに否定をする。

 明青の髪は、今は窓から淡く落ちる青色に染まっていた。


「責めているわけじゃない。現に私のものではないから。どういう、歌の内容なの。アレは」

「あー古語だから分かんないっスよね。歌ってた本人に聞けば良いのに」

「教えてくれなかったわ」


 照れ屋の友人なんだろうか、ツンデレ同士で仲が良いのかな、などと少々失礼な想像をして、ノイは尋ねられた問いにえーと、と歌を思い返して答える。



「うーん簡単に言えば、春の訪れを感謝する……とか、己を取り巻く総てを、愛おしく思うとか、……って感じの内容かなぁー」


「…………そう」

「同じ律だったから隊長、流石につられちゃったんだろーなぁ」

「あ、やっぱり同じだったんだ?」


 やわらかい声で、ニーナが話に加わった。


「ええ。ぶふっ、あの韻律の人って、女子なら『春の妖精』、男子なら『オカン』ってあだ名つけられたりするんですよ、笑える……」


「オカ、ン……ッん、ん"んッ」


 寝転がっているノイの頭の方向から、笑いを誤魔化す咳払いがした。セラだ。


 ──"おやすみ"の後の夜語りが長く続く。それが合宿の夜の定理である。



「そういえばセラ様、命歌()の時ぼおっとしてらっしゃいましたけど、何かあったんで……まさか隊長の歌に聞き惚れ……!?」


「え、っあ、違うの。あの時……」


 少しだけ言い澱んで、しかしセラは続ける。


「波力種が生まれていたのよ。あんなに沢山、連続的に生まれているのを見たことがなかったから」


 波力種は、そのあたりに転がっている石からも生まれるとされる。もちろん人からも生まれている。


 絶えず様々な物や、生命が生み出してはいるものだが、全体でみればそれは少量。世界に満ちるほとんどの波力種は、惑星が発しているエネルギーから生じている生命体だ。



「あの時、発光クジラが私たちの上を泳いでいたのは……生まれた波力種を食べに来ていたのね。大勢で歌ったら、どうなっちゃうのかしら……」


「え……それってすごい発見じゃないですか!? 歌っても何も起こらないって考えられてるのに……ちょっとナイリちん! 大発見……」


「ナイリちゃん寝ちゃったよー」

「えーマジか。明日もっかい検証しなきゃっすよこれ……!」

「そうね……頑張らないと……スライムに襲われちゃう……から」


「えっ」

「ふふっ、フィイナちゃん寝言、面白いんだよねぇ」

「セラ様それ悪夢では……大丈夫っスかね」



 不穏な寝言とは裏腹に安らかな寝顔を、ノイは見つめる。いや、目をかっ開いて焼き付ける。


 清廉でたおやかで、強くて格好よくて。美しくて優秀なのに、傲らない。"セラ様"は、貴族の社交の場でも軍の中でも皆の模範。慕い憧れる者も多い。


 こんな風に寝顔をガン見できる日が来るなんて。叶うならまた、自分のせいで困ったお顔が見たい。

 じわ、と腹の底で巻き上がった感情を潰して、潰して、あれ、逆にちょっとムラムラしてきたぞ? それを潰して──寝顔を目に焼き付ける。そういえば──


「なんでニーナ先輩って、セラ様呼ぶとき『フィイナ』なんですか? ミドルネームが個名じゃない時ってあんまり……」


「あ、あはは……そうなの。私、田舎出身でそういうことにホント疎くて……」


 "フィイナシヴィリ"はセラの父方の家名を表すミドルネームだ。仲が親しくあっても、ミドルネームが個人の名でない場合、愛称として呼ぶことはないのが通例。



「軍学校時代では全然、貴族層と接する機会がなかったの。フィイナちゃんとは前期から一緒の隊に編成されたんだけど、みんな『セラ様』って呼んでるから……」


 ……差別化したいなぁ、とか思って。


 そう呟いて、ニーナは一拍、間を置く。



「目をぱちぱちさせてたけど、その後優しく笑って、許してくれたの。無知だった故の、特権なのです」

「えー、なんか妬けます……」

「えへへ」


 静かになった大部屋で、香車クラスの二人はひそひそと囁き話す。


「アリスちゃんの『リット』ってさ、これも違うよね?」


「リットは武勲叙位の時に授かる準貴族のミドルネームですねー。あのこ、お父上が英雄になったあと家継いでますから」


「そっか、……じゃあアリスちゃんはアリスちゃんでいこう」

「アリスぽん、ですよ、ぽん」

「だから、なんで、ぽん、なの……」

「うわ起きてたの」


「……にーな、さん。ぽんはイヤ……ぽんは、やめて」

「はわぁ……!?」



 アリスは境遇故か、時折、人を寄せ付けない雰囲気を醸す。

 そんな少女から発せられた、舌足らずな抵抗。眠たさにとろんとした目と、伸ばされた手。それらがニーナの心をがちりと掴む。


「ふふ、ちゃんと今まで通り呼ぶから安心して?」

「……ん、ぅ……」

「寝ちゃった……? いつも、こんな感じでもいいのに……」

「ぽやんすぎてもアレですけどねー」


 ニーナの隣で、安心したような吐息が寝息に変わる。皺のよらない眉間は、年相応の少女で、けれどどこかあどけない。



「……重いモノを背負ってるのは、疎くてもわかるもの。それを私が一緒に背負うことはできないけれど、後輩の立ち向かう背中を、支えてあげることはできると思うから」


「……ニーナせんぱい」

「ん?」

「私も、甘えさせてって言ったら、甘えさせてくれます?」

「ほえ……? うん」

「揉ませてって言ったら、揉ませてくれます?」

「うう、発言が女の子じゃないよぉ……」


 さらりと発せられたセクハラに嘆いて、ニーナは話を区切る。いつの間にやら、もう起きていそうなのはニーナとノイだけだ。


「そろそろ寝よ? 起きてるの私たちだけみたい。でも……寂しくなったら、いつでも来ていいからね」


「言質、いただきましたからね……」

「ふふ、おやすみなさい」

「……おやすみなさぁい」





* * *






「こいつ、乳の誘惑にやられたな」

「実は中身オッサンなんじゃね?」



 夜明け前。短い睡眠時間にあくびを噛み殺しつつ、二人は小さく話す。

 レグホーネルの姉妹の視線の先には、翠色の後輩。だが二人が寝る前に抱き枕にしたはずのその少女は、桃色の先輩の胸に顔を埋めて熟睡していた。


 まだ誰も起きていない室内で、寝具を踏みしめることなく、姉妹は木戸の方へと跳躍する。藺織に素足で着地するとリレイドの獣耳がピクリと動いたが、起こしはしなかった。


 素足のままそっと大部屋を出て、階段を上がる。目的地は昨晩、隊員たちが最初に通された最上階の露天の湯殿だ。


 二人が脱衣所を通過し引戸を開けると、そこには先客がいた。



「うわ」

「えっ隊長はや……」

「……はよーございまーす」

「まーす」


 湯殿の見晴らし台で、ユイガが準備体操をしていた。やる気のない朝の挨拶にユイガが振り向く。


「……おはよう。お前らこそ早いな。疲れ、とれたのか」


 姉妹は例のルームウェア姿だ。いや、もっと悪いことに寝起きで着乱している。

 なるべく見ないようにして、ユイガは声を返した。


「レグホーネルはぁ、朝型なのー」

「朝日だけ拝んで、あとでもっかい寝んの。で、隊長はナニしてんの」


「自主練に出る」


 身体の関節の動作を確かめるように動かし、準備体操を終えた。その格好は、昨日の水着姿。右手には軍用手袋と愛用の刀。


「しばらくここにいるか?」

「? んー、まぁ半時間ほどは」

「……計ってくれ。俺が発ったら開始。ここへ戻ったら終了」

「はぁ。了解」


 投げて寄越されたストップウォッチを、ルチルがキャッチして答える。

 ユイガは一つ深呼吸して、トントンとステップを踏んで、無駄な力を抜く。そしてスタートの合図も何もなく、邸から飛び立った。


 行き先は──


「うっわ」

「ナニアレ……」


 昨日のブルーホール。スライム風呂の辺りか。

 まだ薄暗い空に稲光が立つ。遅れて、空気を震わせるような衝撃音が二人の身体を打った。それが何度か、続く。


「こわ」

「やば」


 スウィートクラウドの邸の中にはきっと響いていないのだろう。だが外に出ているレグホーネルの二人は、ユイガが放っているとおぼしき魔力の余波に、なんとなく語彙を消失していた。


 しかしやがて音も稲光もなくなる。さやさやと、湖面が静かに模様をつくり、徐々に夜が明けてゆく。影が少しずつ、濃くなる。鳥竜種の(さえず)りがする──うとうととしながら、姉妹は朝の気配を身体に刻む。


 やがて水平線の向こうから、主星が小さく夜を裂いた。



 二人は眠そうながら真面目な顔つきで目を閉じ、拝礼する。



 ──なんだろうか、空が悲鳴を上げるような音が近付いてくる、



「っはぁッ!! 時間はッ!!?」


「ッ……!!?」

「!? ッあ、」


 水飛沫が激しく立つ。否、激しい、なんてもんじゃない。


 屋上に立つ少女たちの目の前まで水片は巻き上がって、スコールのようにけたたましく落ちていった。突然の衝撃に、二人の心臓が暴れ跳ねる。


 ユイガが帰って来ていた。ルチルは慌てて手元のストップウォッチの時間を慌てて切って、隊長へと渡す。


「び、びびった……なにをどーしてきたの」

「昨日のコースを、なぞった、だけだ。ッはぁっくそっ、タイム落ちた」

「昨日のコースって」


「……ブルーホールを蓋してるスライム。駆除してなかったろう。内海は、適当に襲ってくるヤツを駆除しながら、最短コースを泳いで、月から降下」


 あの隊長が、息を荒げて床に転がっている。本当に全力で、言うとおりにしてきたのだろう。


「今、衛星……宵国側じゃ……」

「正確には、間帯付近だった。だいぶ遠くなるが、入射角を考えながら突っ込めば最小の抵抗で済む上に、自転に乗れる。夜に真っ直ぐ突っ込むより実は楽だ。まぁ……なんかの機会に覚えとけ」


「夜のがキツイんかよ」

「んな機会無いと思うんだけどぉ……」


 息の落ち着いてきたユイガも次第に、静かな朝に同化してゆく。


「ねぇ、なんで昨日の事とか聞かないの」

「あ?」


 零れた問いかけはルチルからだった。ユイガが寝転がったまま仰ぎ見ると、少女は唇を尖らせて、まるで悪戯がバレた子供のような罰の悪そうな顔をしていた。

 わざわざ叱られたいのだろうか。珍しく、殊勝とも取れる態度だ。


 だがユイガは経験則で知っていた。その人物の性質や仲違いを、失態を。根掘り葉掘り聞き出して上官が諭しても、あまり効果はない。嫌煙されるのがオチだ。本人が気付き内省してこそ意味がある。


 黄色の少女は、風に靡いた髪を耳にかけ、視線を彷徨わせて、隊長からの答えを待っている。


 ──しかし、自分のしたことを誰かに吐き出したいのであれば話は別だ。ユイガは身体を起こして頷く。


「なら、ルチルは降下訓練中にラヴィーネに対して行った事を。フィニチェは調整期間中に何故撃譜を俺に撃って来なかったかを、それぞれ反省文にして提出しろ。期限は2日後」


「は、はぁっ!?」

「私とか、"撃つ余裕なんか与えてくんなかったじゃん"で終わるんだけど!!?」


「それだけか」

「そーだよ!!」


「なら今から、実践中に撃てるよう個人訓練を行う」

「嘘でしょやだやだ!! 休憩してなって隊長! ねっ?」

「あ"ーーー!!! 私ら寝直すからぁ!!」



「あ、たいちょー? 昨日セラ様が言ってたんですけど命歌でね、すごい発見ですよー!」


「お前も早いな……、!? 着ろ!! 湯浴み着を!!!」



 陽國の夏季の夜は、短い。

 昨夜、そこそこ遅くに就寝したはずの少女たちは、朝日の昇る時間帯に元気に活動しだしていた。朝日を浴びに、自主練をしに、あるいは朝の湯浴みに。


 ──パワフルがすぎる。

 自隊に対する、友の評価が脳裏に響く。


 明日から第三隊は、本始動だ。









「──(から)であれ」


 薄明の空。開け放たれた、窓辺。

 淡紫の少女の1日は、家訓を唱えることから始まる。



「優良たれ、至誠たれ、模範たれ、」



 やわらかに波を描く髪を、まだ涼しい風の波力種が遊びながら抜けてゆく。少女の目の端、屋上の湯殿にいくつかの人影が映る。

 心に蓋をするように瞼を下ろして、セラは再度呟く。



「……(から)であれ」


 言い聞かせるように。


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おまけ

その他登場人物image画像(ちょっとずつ増える)*

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