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隠者のプリンセス  作者: ツバメ
謎のルーキー
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謎のルーキー 6

戦闘描写は難しいですね。

「こんにちは魔物さん達、今日はパーティーかしら?」

「「「?!!」」」


 突然強大な気配を感じた魔物達は、気配のする方へ視線を向けた。そこには素顔の見えない漆黒のローブをその身に纏い、剣を持って相手を威圧する存在がいた。


「「敵ダ!殺セ!!」」

「「「グォォォォ!!!」」」


 遠くにいる王種二体が指示を出し、数千にも及ぶ魔物の軍勢が一斉に前から襲いかかってきた。


「話しすら聞かずに襲いかかって来るなんて、知性があっても野蛮なのね。」


(斬の型“(まい)”・・・合わせ“舞零(ぶれい)”!)


 シャルが舞うように氷気を纏った斬の一閃を撒き散らすと、その近くにいた百体近くの魔物を切り裂き、氷気が広がり相手を凍てつかせた。


 ピキッ、


(あら?威力が強すぎたかしら?敵は凍ったけど、剣の刃まで綺麗に凍ってヒビが入ったわ。)


 今まで威力を抑えて技を使って来たが、今回は遠慮無しで使った為、その辺で売っている様な剣では耐えきれなかったようだ。


「ナ、ナンダ?!何ガ起コッタ?!」

「ミ、皆凍ッタゾ?!」

「「怯ムナ!相手ハ一人ダ!囲ンデ数デ圧倒シロ!!」」


 百体近くの魔物が一斉にやられ、魔物達に動揺が走ったが、王種二体の言葉で体制を立て直した。


(ま、いっか、剣を持っている魔物もいるしそいつから奪えば問題ないわね・・・“遊歩(ゆうほ)”!」


 タッタッタという軽快な音と共に空へ上がったシャルは、


(空の型“墜刃(ついじん)”・・・合わせ“空墜刃(くうついじん)”!!)


  森で試し打ちした“空墜刃(くうついじん)”を遠慮無しに放った。


「「「グギャアアア?!!」」」


 シャルの放った技は地上に到達すると、魔物ごと爆ぜ、前に放ったものと比べ比べ物にならないくらいの真空の爆風を起こし、百体以上の魔物を巻き込んだ。


 パキンッ!


(やっぱり折れたわね・・・さてと)


 二度目の技に耐えきれなかった剣は折れ、そしてシャルは折れた剣を捨て地上に降りた。


「奴ノ武器ハ無クナッタ!」

「奴ハ無防備ダゾ!」


 折れた剣を捨て地上に降りたシャルを見て、魔物が叫ぶと、周りを取り囲み襲いかかって来た。


「・・・うん?体術があるんだけど?」


(乙戯流体術・・・“(りゅう)”)


 シャルが、傍目から見るとゆっくりとした動作で動くと、周囲の敵の攻撃を素手で綺麗に受け流し、


「「「?!!」」」


(連型(れんけい)・・・“(しょう)”)


 続けて体制を崩し重なった魔物達に、まとめて(てのひら)を打ち込み怯ませ、


(連型・・・“(つい)”!)


 回転を加えた強力な、足技をお見舞いした。


「あら?丁度良い所に剣が落ちてた(・・・・)わ。」


 (つい)の技をお見舞いし、息絶えた魔物達に近寄ると、周囲の生きている魔物を挑発する様にわざと大きな声で言いながら、足で剣を蹴り上げ手で取った。


「「「貴様ァァァ!!!」」」


(やっぱり数千ともなると数が多いわね。でも、良い感じに注意を引きつけたかしら?ゴブリンキングとオーガキングが私を見ている限り、街の方へ行こうとは考えられないわよね?)


 遠くにいる王種二体は、突然現れ魔物の軍勢を圧倒するシャルにしか目がいっていない様に見えた。実際、大きな声で指示を出している間もずっと視線を感じていた。


「近距離ダケデ殺セナイノナラバ!」

「遠距離カラモ攻撃スレバイイ!!」


 王種二体からの指示で、千体程の弓と杖を持った集団が一斉に攻撃の準備を始めた。


「「放テェェ!!!」」


 そして攻撃の合図で、矢と様々な魔法の玉が一斉にシャルに目掛けて飛んできた。


(このまま行くと、周りの魔物にも当たるけど良いのかしら?知性はあるけど、そこまで知恵は無さそうね。丁度良いから、利用させてもらうわ。)


((りゅう)の型・・・“遊影(ゆうえい)”)


 そう思ってシャルは、乙戯流体術の特殊な足捌きで魔物の軍勢の間を縫うように遠距離からの攻撃を避け始めた。


「ギャアアア?!」

「熱イ、熱イィ?!」

「ア、ガァ・・・」


 遠距離攻撃が当たる位置にいた魔物だけでなく、当たらない位置にいた魔物にも攻撃が当たり大惨事となった。


「何ヲシテイル!?」

「モットシッカリ狙エ!!」


 王種二体は怒りを遠距離攻撃した魔物達にぶつけると、


「近クデ戦ッテイル貴様ラモダ!!」

「攻撃ナド恐レズ戦エ!!」


「「「グ、グォォォォ!!!」」」


 味方の攻撃が当たり怯んだ魔物に、罵声を浴びせながら指示を出し、シャルの近くにいた魔物は傷だらけになりながらも突っ込んできた。


(まともじゃないわね。まぁ破滅をって言っている時点でまともではないけど、ゴブリンやオーガって元々知性が高くないって話しだし、それも関係あるのかな?)


 シャルは突っ込んで来る魔物を切り捨てつつ相手の強さを見極め、次の一手を考えていた。


「「モウ一度、一斉ニ放テェェ!!」


 再度王種二体の指示で、千を超える矢と魔法が降り注ぐ、


「あなた達が見境なく攻撃したお陰で、だいぶ敵も減ったわ!これはお礼よ!!」


(柳の型“送礼(そうらい)”・・・合わせ“送麗礼(そうれらい)”!!)


 剣先の腹を指で持ち、莫大な魔力を纏い、弓の様にしならせる動作をしたかと思うと、矢と魔法が当たる瞬間にほぼ全て弾き返した。


「バ、バカナ?!矢ト魔法ガ返ッテ来ルゾ!?」

「「「グァァァ?!!」」」


 バキンッ!


(また折れちゃった・・・愛刀が恋しくなるわね。)


 シャルは再度剣が折れ、使いものにならなくなると、かつて前世で使っていた愛刀がひどく恋しくなった。


(いずれ自分の新たな武器は探すとして、今は敵に集中、集中!)


 気を取り直すと、シャルは魔物の軍勢に目を向けた。


(数は減ってきた。でも、まだ王種は討つべきではない。)


 魔物の数は減ってきた。だが数はまだ千を超えており、ここで王種二体を倒したとしても統率を無くして散り散りになりかねない為、決着をつけるには早かった。


(あるいはあの技なら・・・ううん、まだ様子を見た方がいいわね。)


「「何故タッタ一人ニ苦戦スル?!貴様ラデハ話シニナラナイ!!」」


 だが、ゴブリンキングとオーガキングは待ってくれない様だ。配下の魔物を押しのけるとシャルに向かって走り出した。


(王自らお出迎え・・・か、ずいぶん、焦ってるわね。)


 怒りを露わにしている王種二体が、配下がやられた怒りというより、目的を達成出来ない苛立ちを隠せずにいる。


「「貴様ハ一体ナンダ!?何故破滅ノ邪魔ヲスル!?」」

「普通、そんな頭のおかしい事を言っていたら止めるわよ。」


 シャルは、王種二体を冷めた目で見つめながら答えた。


「世界ハ破滅ヲ迎エルベキダ!」

「我々ハソノ足掛カリトナル!!」


 ゴブリンキングとオーガキングは、叫びながらシャルに向かって攻撃を始めた。


(話しが通じて無いわね。それに遠くからじゃ分からなかったけど、様子がおかしい。)


 シャルは攻撃を避けながら王種二体を観察した。知性があると言えばあるが、他の魔物と比べると妙な気配が強く、酷く異質な感じがした。


「「喰ラエ!!」」

「当たらないわ・・・はぁぁっ!」


 王種二体の攻撃を避けると、その反動を利用して蹴りをお見舞いした。


「その程度の攻撃じゃ、私には傷一つ付かないわ。」

「「クソッ!クソッ!」」


 王種二体は酷く悔しがる素振りを見せていた。


「それにしてもあなた達、ずいぶんと仲が良いわね。声は聞こえてたけど、二人して同じ言葉を言う事が多いみたいだけど?」


「「知レタ事!目的ガ同ジダカラダ!!」」

「・・・それだけじゃ無さそうね。」


(正直、意味が分からないわ。でも、この妙な気配と関係ありそう。)


「「(ちから)ガ足リナイ!モット、モット!破滅ノ(ちから)ヲ!!」」


 さっきから妙な気配が強くなっているのを感じていた。


(やっぱり、早めに決着を付けた方が良いかしら?凄く嫌な予感がするわ。)


「・・・“(ざん)”。」


 キンッ!


 再度剣を拾い、王種二体を斬りつけたシャルだったが、


「「グゥ!?」」


(斬った感覚に違和感が・・・あれは、黒い煙?)


 王種二体の身体から、血の代わりに黒い煙の様な物が溢れ出た。


「「破滅ヲ、破滅ヲ!!」」


「王ヨ?!一体何ヲ?!」

「煙ガ!助ケテクレ!!」

「グァァァ?!!」


「?!・・・・これは。」


 王種二体が融合したかと思うと、黒い煙が更に溢れ出て、周囲の魔物達を呑み込みだした。


(なるほど、あの黒い煙が違和感の正体・・・前世に似たものなら、少量で少し進化させる程度、大量ならもっと大きな力を得られる。今世では、知性を与えるおまけ付きで・・・ただ、ゴブリンキングとオーガキングは力に呑まれて暴走し、魔物の皮を被った別の化物になったって所かしら?)


 シャルは、黒い煙を発する存在から距離を取ると、冷静に観察し始めた。


(こんな化物を三日も放っておいたら、どれだけ被害が出るか分からないわね。本当に此処に来て良かった。)


「「苦シイ・・・苦シイ・・・破滅ウォォォ!!!」」

「可哀想に・・・その力がどんなに強くても、あなた達にとっては諸刃の剣となる。」


 シャルは剣をしっかりと構え直すと、魔物の軍勢を呑み込んだ巨大な化物を見据えた。


「今、解放してあげるわ・・・そうそう一言だけ言わせて」

「「グルァァァァ!!!」」



「知ってたかしら?巨大化は負けフラグだって?」



 ◆◆◆◆



(この技を使うのも久しぶりね。)


 シャルは、巨大な化物の攻撃を避けながら気を高めた。彼女は、かつて自分が使った技を完璧に思い出そうとしていた。


(でも、これだけじゃ駄目、この世界にしか無い力も使って初めて私の技になる。)


 気を高めると同時に、彼女は自身の魔力を高め始めた。


「「壊セ!壊セ!!」」


(魔物の軍勢を呑み込んでくれたお陰で、まとめて倒せるわ。)


 神経は研ぎ澄まされ、巨大な化物の攻撃は一切当たらない。


(練気・・・魔力・・・解放!!)


 ゴゴゴゴゴ!!


 彼女は自身の力を解放した。


(乙戯流“(かた)合わせ”・・・“三元型(さんげんけい)”!)


 三元型(さんげんけい)、乙戯流刀術の三つの型を融合し、その特徴を最大限に発揮する必殺の型。



(一の型・・・“(りゅう)”!)


 グニャッ!ギギギギ・・・、


「「グルォォォォ?!!!」」


 彼女は剣で周りの空間そのもの(・・・・・・)を受け流し、歪ませた。それと同時に周りものは動きを封じられる。



(二の型・・・“(くう)”!)


 ブォーンッ!・・・タタタタッ!


 彼女はそのまま剣で空間ごと浮かせ(・・・・・・・)、自身はさらに空へと駆け上がる。相手は重力に反した事で圧がかかる。



(三の型・・・“(ざん)”!)


 ギィン!ズッ・・・ギッギッギッ!


 そして彼女は落下速度を利用して、一切加減の無い一閃を放ち、空間ごと斬り裂いた(・・・・・・・・・)


「乙戯流刀術“三元型(さんげんけい)”・・・“無戯(なぎ)”・・・合わせ“神無戯(かんなぎ)”!!」



「・・・ハ・・・メツ・・・ヲ」



 ギィィィーーン!!!



 “無戯(なぎ)”、『(たわむ)れは終わる。』それを乙戯流刀術で表した無慈悲な技。そしてその威力を魔力も使い、倍以上に高めた“神無戯(かんなぎ)”。放たれた必殺の技は、荒野全体に余波を響かせ巨大な化物を消滅させた。


 

 ・・・ィィィーーン、



(正直・・・やり過ぎたわ。まさか、ここまで威力が出るなんて)


 跡形も無く魔物が消えた荒野を見つめながら、シャルは自分の技について反省した。


(ただ、剣が途中で折れてこの威力・・・若干腕が痛いし、もしちゃんとした武器ならもっと威力が出たわね。)


 技の途中で剣が耐えられず、最後はほとんど腕だけを振っている様な感じだったが、前世とは比べものにならないくらいの威力にちょっと引いたシャル


(結局あの黒い煙は、前世と似た気配と性質って事だけで、正体が何なのか分からなかったし。)


 妙な気配は消え去ったが、疑問は残った。


(まぁ、今考えてても仕方ないっか、よほどの事がない限りあの技は封印ね。さて、脅威は去ったし報告に行かないと。)


 久々に大技を放ててスッキリしたシャルは、ブルーマリンに向かうクレメンスの街の面々に追いつく為、走り出した。



 ◆◆◆◆



「ディック君・・・君を責めるつもりはないがもっと早く言って欲しかった。」

「・・・本当に、申し訳ない。」

「シャルちゃん・・・そんな。」


 ホイット達街の面々は、一旦休憩の為近くの街道脇で休んでいたが、ディックがホイットにシャルについて聞いた時、その場の雰囲気が一変した。


「今此処に姿が見えないという事は、彼女は王種二体を倒しに行ったとみて間違いない。納得してくれたと思ったが・・・」

「すぐにでもシャルちゃんを連れ戻すべきです!今ならまだ」

「街を出て結構な時間が経っている。戦いは始まっている・・・いや、もうすでに終わっていても・・・」

「「・・・・・・。」」


 ホイットの言っている終わっているは、シャルがもうすでに王種二体に倒されているということ。



 ・・・タッタッタッタ、



「ミリーさ〜ん!」

「・・・ラルちゃん?」


 ホイット達が最悪の想像をしている時、やすらぎ亭の娘ラルがミリーに向かって声を掛けた。


「あのミリーさん。シャルさんは何処にいますか?さっきから探しているんですけど、見付からなくて・・・」


 ラルは、シャルが見付からなくて寂しそうな顔をしながら、ミリーに問いかけた。何も知らずシャルに会いに来たラルを見て、ミリーは溢れる涙を抑えながら真実を伝えようとした。


「・・・ラルちゃんごめんね・・・シャルちゃんはもう・・・」



「私がどうかしました?」


「「「シャルちゃん(さん)(君)?!!!」」」


 突然、素顔の見えない漆黒のローブを着た人物が現れ、全員が一人の名前を叫んだ。


「ただいま戻りました!」

「・・・シャル君、聞きたい事が」

「「シャルちゃん(さん)!!」」


 ホイットがシャルを問い詰める前に、ミリーとラルがシャルに抱き着いた。


「もう、心配したんだから!やっぱり危険だから引き返して来たのね!・・・はっ?!な、なんて抱き心地の良さ」

「シャルさん!暇なんで話し相手に・・・はぅ?!だ、抱き心地が良すぎるよ!」


「え、えっと、二人とも苦しいから離れてくれると嬉しいかな〜?」


 シャルは、突然抱き着いてきた二人に戸惑いながら、なんとか離してもらえないか話し掛けていた。


「シャル君。」

「あ、ホイットさん。」


  ミリーとラルに抱き着かれながら、ホイットに声を掛けられシャルは、身動きが取れない中なんとかホイットの方へ顔を向けた。


「その様子を見る限り、どうやら王種二体と戦う事は諦めてくれた様だね。まったく、無茶をするものじゃ・・・」

「いえ?倒しましたよ?」


「「「・・・・・・え?」」」


 無傷のシャルを見て、てっきりそのまま帰って来たのかと思ったホイットだったが、シャルの一言で、ラル以外の全員が固まった。


「何を・・・倒したって?」


「えっと、王種二体とその配下数千の軍勢を」


「「「えぇーー?!!」」」


 こうしてブルーマリンに向かうクレメンスの街の面々は、無傷の街ヘと帰る事になった。

〜乙戯流解説〜


〜体術基本型〜


(りゅう)の型:水の流れをイメージした受け流しや避けに特化した型。


(しょう)の型:衝撃を上手く使い、敵を吹き飛ばしたり、相手の内側にダメージを与える型。


(つい)の型:(つち)をイメージした強力な威力の足技を使う型。


〜刀術〜


・斬の型“(まい)”:舞うように斬の一閃を撒き散らす技。“舞零(ぶれい)”はそこに氷気を纏わせ、切った所から相手を凍てつかせ、その余波で周囲の敵まで凍る技。


・流の型“遊影(ゆうえい)”:特殊な足捌きで、相手の影を縫うように攻撃を避ける技。


・柳の型“送礼(そうらい)”:剣先の腹を指で持ち、弓の様にしならせる動作をして、その反動を利用して矢を弾き返しす技。

送麗礼(そうれらい)”は、魔力を纏い効果範囲を広げ、魔法も弾き返せるようにしたもの。


〜型合わせ〜


乙戯流の型を合わせる事で、より高度な技を使える。刀術、体術それぞれ二元型(にげんけい)に三つ、三元型(さんげんけい)に一つ技がある。三元型(さんげんけい)は必殺の型。


三元型(さんげんけい)


無戯(なぎ)”:『(たわむ)れは終わる。』それを乙戯流刀術で表した無慈悲な技。型の力を最大限に発揮する事で発せられるその威力はまさに必殺。

神無戯(かんなぎ)”は膨大な魔力と、シャルの高い身体能力によって、威力を五倍に引き上げたもの。『神の戯れは終わる。』その言葉が似合う威力である。今回は武器が軟弱だったため威力が半減した。

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