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隠者のプリンセス  作者: ツバメ
家とダンジョンとシャル
35/111

幕間〜とあるシルキーの物語・前編〜

フィーの幕間です。前編と後編に分かれています。短編感覚でお読みください。最初に誰?となりますが、フィーも普通のシルキーだったんですよ?

 ──大暦300年、その時代は暗黒の時代と言われていた。



 突如現れた謎の黒い魔物によって大地は荒れ果て、リース大陸の半分から緑が失われていた。


 精霊達や妖精達もかつて住んでいた場所を無くし、細々と暮らしていた。



 ◆◆◆◆



「……大陸の中央部に聖域が?」

「そうそう!水の精霊達から聞いたの!何でも綺麗な水が湧き出て最高の環境らしいの!」

「しかも、荒れ果てた大地も潤って森も復活したって話だよ!」


 妖精王の住む森で、人型の幼い女の子の妖精三人が噂話をしていた。リース大陸は、その大地の半分が緑も水源もなく荒れ果てていた。原因は謎の黒い魔物。しかし、その荒れ果てた地で一番荒れていたとされている中央部に水源と聖域が現れ森も復活し、住み心地の良い環境が出来始めているそうだ。


「ねぇ?フィーネリア、行ってみない?」

「えぇ〜、でもここから遠いし大変だよ〜?」

「そうなのよね〜。遠いのよね〜。」

「やっぱり、この森でひっそりと暮らしていた方が楽よね。」

「「そうそう。」」


(でも、気になるなぁ……。)


 フィーネリアは、その遠い地にある聖域に興味を持った。



 ◆◆◆◆



「行ってらっしゃい!フィーネリア!」

「また会えると良いわね!」


「……ねぇ?一緒に行かないの?」


「「う〜ん、だって遠いし、やっぱりここが一番よね!」」

「……うう、一人で行けば良いんでしょう?一人で行けば。」


 フィーネリアは、大陸の中央部にある聖域に向かう事にした。最初に誘った子と、いつも一緒の子、二人にも声を掛けたが断られた。


(中央部の聖域……どんな所なんだろう?)


 フィーネリアは、噂の聖域に向かって出発した。



 ◆◆◆◆



「……うう、やっぱり噂の聖域なんて目指さなきゃよかった。」


 道のりは険しかった。宙に浮けるとはいえ、大地は荒れ果てた場所が多く、危険な魔物も多い、ひっそりと身を隠しながらロクに休める所も見付からず噂の聖域を目指すには、まだまだ未熟な妖精であるフィーネリアには過酷だった。


(……でも、だいぶ進めたけども……ううん、きっと辿り着ける!頑張れ私!)


 フィーネリアはどんどん進んで行くのであった。



 〜数日後〜



「……もう、駄目。」


 バタン!


 体力は限界に近かった。何処を歩けど大地は荒れ果て、目的の地は見えなかった。よく考えれば、あの話は噂話だった。


(何も考えずここまで来たけど、失敗だったなぁ。)


 妖精王様の住む森に帰りたい、でももう帰る体力が残っていない。


(こんな所で朽ち果てるの?……なんて、情けない最期。)


 フィーネリアは、自分の行動を後悔しながら、目を閉じようとした。



 ──こっち、こっち!


「……ん?」


 最初は幻聴かと思った。



 ──待て待て〜!


 ──へへっ、捕まんないよ〜だ!



「……何処から聞こえるの?」


 今度は絶対に幻聴じゃ無いと確信出来た。楽しそうな声が聞こえる。フィーネリアが妖精王の森にいた時によく聞いた精霊や妖精の楽しそうな声。


(もしかして、聖域が?)


 フィーネリアは立ち上がり、声のする方へ向かった。





「……ふわぁ……凄い。」


 フィーネリアの目の前には広大な森が広がっていた。おそらくここがリース大陸の中央部。一番荒れ果てていたとされていた地は緑に溢れ、綺麗な川が流れていた。先程自分が倒れた場所からそんなに離れていない場所にこんな綺麗な所があるなんて、


(これが、噂の聖域。)


 フィーネリアは森に入って行った。


「あ!シルキーだ!」

「珍しい!此処では初めて見るね!」


「こんにちは。」

「「こんにちは!」」


 フィーネリアが森に入ると、水の精霊達が迎えてくれた。反応を見る限り、シルキーがこの森にやって来るのは初めての様だ。


「ねぇ?ここが噂の聖域なの?」

「噂?」

「聖域なのは間違いないけど、噂は知らないなぁ?」

「そっか、ありがと。」


(ここが聖域なんだ。)


 危険な魔物の気配が一切せず動物達や精霊の住む森。改めて自分が目的の聖域に辿り着いたんだと感動した。


「いつからここは聖域になったの?」

「う〜ん、ちょっと前?」

「そうそう、ちょっと前だね〜。」

「そうなんだ。」

「うん、此処に元々いた水の精霊が旅人に会って、その旅人がこの聖域を創ってくれたんだ。」

「旅人?人間なの?」

「「そう!」」


(聖域を人間が創れるなんて、聞いた事がないけど……。)


 いつから聖域が創られたのか聞いたら、思わぬ答えが返ってきて驚いた。聖域を創った人間の旅人に凄く興味が湧いた。


「その旅人の人間は、もういないの?」

「ううん、もっと中央部に家を建ててそこに住んでるよ。」

「え!?本当!?」

「なんか『即席で作ったからなぁ。水の宝玉アクアオーブの調整が必要だ。』って言ってたよ?」

「うん?わかった、とりあえず会いに行ってみる。ありがとね。」

「「じゃあねぇ〜!」」


(即席って何だろ?水の宝玉アクアオーブって何?)


 疑問はいっぱいあるが、とにかくその人間に会いに行く事にした。



 ◆◆◆◆



「……大っきな屋敷。」


 思わずフィーネリアは呟いた。家と聞いていたが、想定していたよりも大きく立派な屋敷だった。庭は広く池もあってテラスもあり、あまりにもしっかりとしていた。


(シルキーの私にとって、理想の住処がこんな所に……住んでみたい!)


 シルキーとしての本分を刺激され、庭に入るフィーネリア。


 コン、コン、


「……あの〜?誰か居ませんか〜?」


 屋敷の扉をノックするフィーネリア、しかし誰も反応しない。


 コン、コン、コン、


「あの〜!誰か居ませんか〜!」


 しかし誰も反応しない。


「……出掛けてるのかな?窓から入れないかな?」


 どうしても今すぐ屋敷に入りたかったフィーネリアは、屋敷の窓を全て確認し始めた。


 ……キィ、


「開いた!?」


 スススッ、


「おっ邪魔しまーす……おお!」


 そして不法侵入すると、内装に驚きの声を上げた。


「うわ、うわ!何これ!?何これ!?」


 屋敷の中に入ると、見た事の無い物が一杯あった。


「凄い凄い!こんな所に住んでみたかったの!」


 気分が高揚して、屋敷内を飛び回るフィーネリア。家などに住みついた事はないが、もし住むならこんな屋敷が良い。そんな思いでいっぱいになり、屋敷の住人の事などすっかり忘れて探検を始め様とした。


 ガチャッ!


「……なんだ?騒々しい。また水の精霊が入って来……」

「……あっ……」

「……え?」


 急に部屋から人間が出てきてびっくりしたのと、人間が住んでいる屋敷を好き勝手に飛び回って若干気まずい表情をするフィーネリア。


「……精霊?どっちかと言うと……妖精?」

「あ、あの!」

「お、おう、どうした?」


 そして首を傾げている人間に突然大きな声で話し掛け、


「わ、私をこの家に住まわせて下さい!」

「ええ?!いきなり!?何事だよ!?」


 大きな声でお願いした。そしてそれが、フィーネリアのマスターとの最初の出会いだった。



 ◆◆◆◆



 コトッ、


「マスター、お茶ですよ?」

「いや、マスターになったつもりはねぇよ。何で勝手に住みついてお茶淹れられるようになってるんだよ?……ありがとう。」


 結局、契約を交わす事は出来なかったが、屋敷に勝手に住みついても追い出される事は無かった。精霊達が勝手に出入りするらしいので、ウロウロされるのには慣れたそうだ。


「何を創っているんですか?」

「魔導具だな。一種のチートアイテムだ。」

「ちーとあいてむ?」

「常軌を逸した性能を持つ道具の事をそう言う。簡単に言えば『それ、反則だろ!?』ていうぐらい、性能が良い。」

「なるほど?」

「あんまり分かってないな?」


 マスターは、魔導具を作るのが趣味だそうだ。水の宝玉アクアオーブは、この地で何とか生き永らえていた水の精霊に会い、その水の精霊の為に作った魔導具らしい。とりあえず浄化の力を持った水を生成する魔導具作り、そこから水の終着点から円を描くように聖域を高低差関係なく形成する仕様にしたり、色々機能を追加しているらしい。その後、精霊達が集まり、この周辺の大地が蘇ったそうだ。


「……よし!出来た!」

「おお!何が出来たんですか?」

「これはな、『ハウス・コア』って言うんだ。」

「ハウス・コア?」

「この屋敷を魔導具化するものだ。」

「そんな事が出来るんですか!?……でも、なんで魔導具化するんですか?」

「管理が面倒いから、屋敷や屋敷の一部にする家具とか家庭用品を自動修復したりすれば、掃除をするだけで済むからな。掃除機能付けても良いけど、掃除は心の洗濯……自らの手でやるから意味がある。」

「なるほど……でも結局魔法でやるから、あんまり意味無い様な……」

「お黙りなさい!それは俺が掃除機を作って無意味だと気付いた俺への当て付けか!?」

「何で両手を地面につけて、落ち込みながら怒るんですか!?」



 ◆◆◆◆



 それから、結構な時が経った。相変わらず契約は出来ないけど、マスターとは仲良くなり、色々教えてもらった。転生前の記憶がある事、前世での知識や道具の説明。チート魔法が使える事、時々出掛けるが各地を転々と冒険をして、転移魔法でここへ帰って来ていることなど。旅の理由は教えてくれなかったが、マスターと楽しい日々を過ごしていた。


「ほれ、フィー、『映写機』をプレゼントしよう。」

「『映写機』?」


 ある日、マスターが『映写機』をプレゼントしてくれた。


「まぁ、前世の知識や言葉を色々教えたからな。折角だし、俺の知ってるテレビ番組やアニメとか観せたら喜ぶかな?って。」

「おお!マスター大好き!」

「喜んでくれて何よりだ。でも俺、まだマスターになった覚えは無いからな?」

「大好き!」

「このまま押し通す気だ!?」


 マスターのくれた『映写機』はとても面白かった。幻の人間が何かを演じていたり、可愛らしい絵が動いて喋ったり、とても勉強になった。中でも……


『殿!一大事でござる!』

『なんと!?誠か!?』


「ござるござる!」


 ヒーローものや時代劇というものはとても良かった。中でも時代劇は不可思議な言葉を話す人間が、不可思議な髪型をし、不可思議な展開がいつも面白くて観ていた。


「ござるござる!」

「楽しそうだな。」

「うん!」


 その影響からなのか、私の喋り方もその時代劇っぽくなった。


「マスター!一大事でござる!」

「口調が変わった!?」


 でも、妖精とはいえ女の子。もう少し女の子らしい言葉を遣いをしたらどうだ?と言われたので、『映写機』で勉強する事に、


『本当に素晴らしいですわ。』

『左様でございますか。』


「……ですわ……ござる……ございます……ご……」

「……大丈夫だよな?」


 でもやっぱり、ヒーローものや時代劇をその後観ていた私、そして……、


「デテン!わっち推参でごぜーます!!」

「どうしてそうなった!?」


 わっち事、フィーネリアの喋り口調は定着したのでごぜーます。



◆◆◆◆



「……責任取ります。」

「ぬぬぬ!何か腑に落ちないでごぜーますが、遂に契約してくれる気になったでごぜーますね?」

「俺が悪かったよフィー、子供を育てる親の気持ちが良く分かった。」

「なんか違う!?ま、まぁ良いであります!契約するでごぜーますよ!」


何だかんで契約してくれる気になったマスター。なんか複雑な気分ですが、契約しようとするが、


「……ふむ、確か『私は信頼する?』『信用する?』でありましたか?」

「おい待て何で疑問系?大丈夫なのか?」

「だ、大丈夫でごぜーます!……この際、適当でもいっか!」

「あかん!絶対にあかんヤツや!」

「なんでごぜーますか?わっちが失敗するとでも……」


『……フィーネリア、ちょっと私の所に顔出そっか?』


「はっ?!『妖精王様』の声が頭に響く?!あ、駄目!何か手だけ出てきて掴まれてる!?助けてマスター!」

「フィー……お前は良い奴だったよ。」

「この裏切り者!わっ、わぁぁぁ!?」


そして適当に契約しようとして、妖精王の森に連れて行かれて滅茶苦茶怒られました。別れた妖精仲間とも再会したよ?怒られているわっちを見て皆爆笑してたけど。



◆◆◆◆



色々あったけど、マスターと契約してからも楽しく日々が過ぎていった。相変わらず周辺には人は住んでおらず、精霊と妖精がいるだけだけど。


「最近、知り合いが増え過ぎてな。」

「誰一人家に人が招かれていないでごぜーますよ?マスター遂にぼっちが拍車かかって可笑しくなったでありますか?フィーがいるでごぜーますよ?」

「いるから!友達いるから!妄想じゃ無いから!」

「本当でごぜーますか?」

「だいたいこの聖域以外まだ大地が蘇って無いんだぞ?いずれはなんとかするけど、人を招ける状態じゃ無いし、転移魔法は一応普通の人間は使えねぇし目立ちたく無い!だからこの屋敷に人が来ることは無い!」

「マスターは、ぼっちでごぜーますね?」

「信じて!?」


マスターは最近、出掛ける事が多くなった。なんでも、黒い魔物を何とかする為に色々と魔導具を作って準備しているらしい、屋敷に帰って来る時は楽しそうにしているが、時折真剣な表情で何かを考えている事がある。



◆◆◆◆



(そろそろ寝る時間でごぜーますねぇ?マスターはまだ起きているでありますか?)


ある日、マスターが魔導具作成のため部屋に篭った。夜になっても部屋から出てこないので、心配になってマスターの部屋向かう。


キィ、


「……マスター?」


「……やっぱり、俺じゃあいつを倒す事は出来ないのか?」


「……マスター?」


「……日に日に力を増している。もうあの手しか残ってないか……」


「…………。」


余りにも真剣表情で悩むマスターに、声を掛けるのをやめて部屋をそっと離れた。



──その日から、マスターはいつも以上に帰ってくるのが遅くなった。



◆◆◆◆



「フィー!ただいま!」

「お帰りなさいでごぜーますマスター!今日は早いでごぜーますね?」

「ああ、暫く屋敷でゆっくりするから、遊べるぞフィー!」

「本当でごぜーますか!?ならばチャンバラごっこでごぜーます!」

「よし、来い!」


数十年経った時、マスターが早く屋敷に帰って来た。その頃には、わっちは変わらずだったが、マスターはだいぶダンディな感じになった。ちなみに、マスターはこの数十年の間に結婚して子供も産まれたそうだ。屋敷に顔を出す事も少なくなっていたが、久々に遊べるそうだ。


(……なんか、変な感じでごぜーますね?)


マスターが歳をとったからではなく、マスターの雰囲気がいつもと違っていた。何かを思い詰めた様な、そんな感じ、


(……マスター?)



〜数日後〜



「……フィー、お前に話しておかないといけない事がある。」

「遂にその時が来たでごぜーますね?」

「な、なんだ?もう少し驚くかと思ったが……」

「それだけいつもと様子が違えば分かるでごぜーますよ?」

「……そっか。」


マスターが話してくれたのは、この世界についてだった。


「フィー、この世界の事、どう思う?」

「どういう意味でごぜーますか?」

「そのままの意味だ。お前から見て、この世界はどんな感じだ?」

「ふ〜む?楽しい事も多いでごぜーますが……そうですなぁ、荒れ果てた大地が多いでごぜーますね?」

「そう、その通りだ。俺がその原因である存在の力を削いでいるが、完全では無い。」

「……なんだか急にとんでもない事実が判明したでごぜーますね?」


マスター曰く、この世界はある存在によって脅かされているらしい、放っておけば世界は破滅の結末を辿る。そんな危険な存在が、


「最善は尽くした……だが、奴を倒す事は出来なかった。」

「チートな魔法が使えるマスターでも?」

「ああ、俺でもだ。」


それは、本当に危険な存在だと思った。わっちの知る限り、マスターに解決出来ない事は無かった。そんなマスターでも、倒す事が出来ない存在なんて、


「だから俺は、最後の手段を使って奴を何とかする。」

「最後の手段?」


嫌な予感しかしない、最後の手段なんて言葉、今まで聞いた事が無い。不安な表情をするわっちにマスターは語り掛ける。


「正直、その為に今まで準備して来た……そして、皆と過ごす時間も作った。フィー、お前と馬鹿みたいに騒げるのもこれで最後だな。俺は俺の出来る最後の責務を果たしに行く、皆が笑顔で暮らせる世界の為にな。」


凄く良い笑顔だった。でも、わっちはその顔が涙で霞んでよく見えなかった。



◆◆◆◆



「……契約は……どうしても解除しなきゃいけないでごぜーますか?」

「まぁな、いつ死ぬか分からないし、お前に新しい主を見付けて欲しいからな。」

「……契約は……絶対でごぜーますよ?」

「……フィー……頼む、お前にこれ以上悲しい思いをさせたく無いんだ。」

「……わかったでごぜーます。」


マスターとの契約を解除した。本来、契約は一生涯解除する事は無いが、今回は特例で妖精王様に頼んで解除してもらった。新しい主を見付けてもらう為とマスターは言っていたが、他に理由がありそうだった。


「じゃあな、フィー。俺はこれから妻に最後の別れを告げに行く。その後は、奴を何とかする。 」

「……マスター。」

「泣くなフィー……俺が渡した物、託した物、頼んだぞ?」

「……うう……はい。」

「……行ってくる。」


そしてマスターは去って行った。それ以来、本当に帰って来る事は無かった。マスターからは色々受け継いだ。屋敷、わっち専用の完全隠蔽で容量無限、時間停止のアイテムボックス、映写機、各種遊び道具。新しい主用に残した資料。色々受け継いだ。そしてわっちは、待つ事にした。


──新たな主を。

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