第八章〜登場人物紹介〜
ヴィーネリアは次の章で紹介します。
第八章〜登場人物紹介〜
「ベルフェゴーレ・F・カース」
種族:魔族
年齢:見た目は40代
性別:男性
通称:魔王様
〈容姿〉
黒髪に金色の眼で皺のあるダンディな顔立ち。
〈性格〉
基本はノリの良い性格をしており、悪しきを罰する時は魔王らしい厳格な態度をとる。
〈人物について〉
元々魔王にはなるつもりがなかったが、前魔王ガングリフォンの娘“ヴィーネリア”との結婚を機に押し付けられた。ガングリフォンとは幼少の頃から交流があり、その実力は買われている。
魔王といっても、魔族の王というだけであって悪役ではない。王としての責務である書類仕事が大の苦手で、度々抜け出している。その度にテスカトーレに叱られている。
よく城を抜け出すことが多いせいか、様々な街の人物と交流はあり慕われている。そういった事もあるからか、意外と代わりにテスカトーレが仕事をしてくれている。
妻であるヴィーネリアには絶対に頭が上がらない。
「ルードリック・F・カース」
種族:魔族
年齢:見た目は20代前半
性別:男性
〈容姿〉
金髪に赤色の眼。
〈性格〉
割と自己中心的に物事を考えるタイプ。面倒見が良く、阿保そうに見えるが一応英才教育は受けており能力値は高い。
〈人物について〉
アルメリアの前では親戚の兄としての威厳を見せつけようとする強引さを持つ。割と最後まで話を聞かずに行動する事があり、周りを困らせている。母であるヴィーネリアを前にすると、とても素直な性格になる。
「アルメリア・V・ナイツ」
種族:魔族
年齢:見た目は10代後半
性別:女性
〈容姿〉
銀桃色の髪に桃色に近い赤眼。
〈性格〉
ツンデレ天真爛漫。
〈人物について〉
礼儀作法が大嫌いで割と豪快に生きてきた。年上に囲まれた生活をしていたせいか、同世代の子とあまり接点がなく、シャルが初めての友達となった。
叔父であるベルフェゴーレに憧れの感情を抱いているが、一見恋愛感情なの?と思われる様な照れっぷりを見せていたので周りから勘違いされていた。叔母のヴィーネリアとは非常に仲が良く。ツンがベルフェゴーレ、デレがヴィーネリアというぐらい偏っている。
「テスカトーレ・T・ジョーム」
種族:魔族
年齢:見た目は30代前半
性別:男性
通称:智将
〈容姿〉
黒の長髪に、赤目。
〈性格〉
真面目、忠誠心が高い。
〈人物について〉
魔大陸で魔王の次に権力を持つ四魔公の一人、魔王であるベルフェゴーレの右腕、羊の魔族で世間から智将と呼ばれ、その頭の良さ、判断力、仕事を処理する能力に長けている。
魔王の事をいつも叱ってはいるが忠誠を誓っている為、実際は自分から仕事を引き受ける事が多い。
「ダルディン・R・サタニア」
種族:魔族
年齢:見た目は30代後半
性別:男性
通称:闘将
〈容姿〉
赤髪に黒目。
〈性格〉
豪傑
〈人物について〉
四魔公の一人、獅子と鬼の特徴を持つ魔族で、魔大陸ではガングリフォンを除き力だけなら一番である。総合的な実力はベルフェゴーレには劣る。面倒見が良く、竜の尻尾のエルの父親である。親バカでもある。脳筋思考が強く妻に小言を良く言われる。
「デリドラ・G・ドゥーラ」
種族:竜族(魔竜)
年齢:推定200歳弱
性別:男性
通称:空将
〈容姿〉
黒の鱗に赤い眼。
〈性格〉
落ち着いた性格。
〈人物について〉
四魔公の一人。魔竜と呼ばれる魔族特有の力を持った竜族である。竜の住む地であるネオ大陸出身で、魔大陸の環境が過ごしやすいからという理由で魔大陸にやって来たらしい。元々力はあったので、ベルフェゴーレの下につく事で安定した生活をしている。
その生をほとんど魔大陸で過ごした為、ネオ大陸の地理には全く詳しくはない。娘はオリビア王国、竜騎士の竜。
「ミルフィオーネ・F・ラブリー」
種族:魔族
年齢:非公表だが、三児の母という事で察して下さい。
性別:女性
通称:魅将
〈容姿〉
桃紫の編み込みヘアーで金の眼。
〈性格〉
おおらか、一途。
〈人物について〉
四魔公の一人。三児の母。強力な魅了の力を有しているがサキュバスには珍しく一途。夫を一番に愛しており、本当に浮気をする事はないのだが、各方面に色気を振りまいている罪な女。よく勘違いをされ、その度に夫が苦労する。竜の尻尾のベリーの母親である。
夫が四魔公ではないのか?という事に関しては、実力的に完全に彼女の方が上で、夫の実力は四魔公程ではないとう事は伝えておきます。
「ドロル・D・ワーグナー」
種族:魔族
年齢:見た目は40代
性別:男性
通称:ドン
〈容姿〉
ガタイが良く、スキンヘッドで髭が生えている。
〈性格〉
おおらかではあるが、ギルドマスターらしいというか男らしい性格をしている。
〈人物について〉
ベルフェゴーレとは幼馴染である。彼が魔王になってからも変わらず交流している。ギルドマスターになったせいか、ベルフェゴーレに冒険者絡みで問題に巻き込まれるが、自身もそれを利用して彼にしか解決出来ない依頼をよくする。
見た目は厳ついが、おおらかな性格で穏便に事を進めたいとは思っている。割と苦労人。
「デギード・L・ウルフェン」
ウォット大陸の貴族の一人。お金には煩い性格をしているが妻の為なら散財も厭わない。だが、財布の紐は妻が握っている。
「キラード・L・ウルフェン」
デギードの息子。借金を抱えたルノーの為に褒められた行動ではなかったが奮闘していた。今まで身の回りの世話はルノーが行っていた為、相思相愛になった後はルノーに頭が上がらない尻に敷かれる男となった。血筋かな?
「キシリア・L・ウルフェン」
デギードの妻。自身を愛してくれるのは嬉しいが贈り物には金に糸目をつけない為、家の財産状況を守る為夫の財布の紐を握っている。
「ルノー」
キラードの元で働き、守ってもらっていた。互いの思いを認識した後、キラードが優しくもちょっと残念な性格である事を再認識し、しっかりしようとした結果。キラードはルノーに頭が上がらなくなった。キシリアの影響もあると思う。
「ジジン」
ルノーの叔父。面識は殆どなかったが、彼女の苦労をよく知る人物でもある。陰ながらルノーを守っていた。ルノーを守る必要が無くなった彼は四魔公ダルディンの部下となり「陰の力持ち」と呼ばれるような頭角を表していく様になる。
〜カチューシャのメイドとリボンのメイド〜
噂好きのメイドーズ。巻き込まれて困ってはいたが、良い話の種になると後半は楽しんでいた。その後、アルメリアとルードリック専属メイドの一人になる。
〜ズーザンとその一味〜
立ち位置的には悪代官とその手下。そして噛ませ犬である。
〜ルストの街の冒険者ギルド受付嬢〜
変装した魔王を最初に受付した女性。何故か彼が来る度に受付をする羽目になっているため、自動的に変装した魔王の専属になっている。本人は毎回大変な書類仕事が増えるので会いたくはないそうだ。
〜クルトの港街の門番〜
職務怠慢?