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幼女はレアな種族です!  作者: かいちよ
街へ行こう!
28/52

家に帰ろう!

皆様ごきげんようかいちよです♪


本日三回目の投稿です

今回は白雪さんとのイチャイチャ回です


それではお楽しみください♪

「うぇ~ん!ここどこぉ~!!」



みなさんこんにちは

僕、絶賛迷子中です。


ここどこ!?

誰だよ地図あるから大丈夫っていったやつ~

全然だめじゃん!

お菓子屋への道もわかんなくなっちゃったし


やばい、段々日も落ちてきて暗くなってきた。

それに、なんだか急に寂しくなってきた

【幼女化】のせいで勝手に涙も出てくるし

これなら白雪さんと別行動するんじゃなかった!



「ふぇ~ん!白雪さぁ~ん!」



って、あ!!

普通に白雪さんに連絡して迎えに来てもらえばいいじゃん!

なんで、そんな簡単なことに気が付かなかったの?

えっと、コールで白雪さんっと


ポーン


『雅様!どうかなされたのですか!?』


うわ!すぐでた


「白雪さぁ~ん」


『どうされました!?泣いているのですか!もしや誰かにひどいことを!』


「迷子になっちゃった~」


『あ、なんだ、迷子ですか。よかった~てっきりなにかあったのかと』



なんだとはなんだ

家に帰れなくて大変なんだぞ~


「白雪さんどおしよ~」


『雅様、お忘れかと思いますが。雅様のスキルに拠点へ帰るものがあったかと』



あ!!


「ほんとだ!!忘れてた!」


『はい、ですのですぐに帰ってきてください。暗くなってきても雅様が帰ってこないので、私、雅様が心配で心配で』


「うー、ごめんね白雪さん。すぐ帰るね」


『はい、お待ちしております!』



完全にスキルの存在を忘れてたよ!!

こんなかんたんな方法があったじゃん!


さっそく帰ろう。

こんなに寂しいのはもう嫌だよ


もう、【いえにかえる~】!




僕は光に包まれた



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「おかえりなさいませ!雅様!!」



家に戻ると、いきなり白雪さんが抱きついてきた。



「ただいま、白雪さん!ごめんね、心配かけて」


「はい、何度ついていけばよかったと思ったことか。それで、危険なことはなかったですか?どこか痛いところとかは」


「大丈夫だよ、お菓子屋に行ってきただけだから」


「お菓子屋ですか?」


「うん!あのね、どの人にこの街について聞こうか迷ってたらね・・・・・」



僕は白雪さんに今日の出来事について話しはじめた。


そして、話し終えると



「だめです、雅様!危ないですよ!やっぱり一人にしてはだめでした!」


白雪さんがそんなことを言い出した

白雪さん怒ってる・・・?



「え?どうして?どこか悪いところあったかな?迷子になっちゃったこと?」


「ちがいます。」


「じゃあどこ~?」


「初対面の人にお菓子をあげるからと言われてついていってしまったことです!」


え?

あ!!

いま、思うとそうじゃん!


「今回はトムという方が優しかったからよかったものの、もし悪い方だったらどうするのですか!ちゃんと気を付けないとだめです!」



ああ、僕本当に危なかったんだな

そう考えると怖くなってきた


「うう、ごめんなさい白雪さん。」


僕はそういうと白雪さんにぎゅっと抱きついた



「分かればいいのですよ。私もごめんなさい、怒ってしまって」


「ううん、白雪さんの言ったことは本当の事だもん。怒ってくれてありがとう」


「怒ってくれてありがとうなんて、雅様は優しい方ですね♪」


そういいながら白雪さんは僕の頭を撫でた


ふにゃー、やっぱり撫でられるの気持ちいい

それに、白雪さんのうでのなかにいると

心が落ち着く

なんだろうこれ~



「ふにゃ~」


「よしよし」



僕たちはしばらくそのままの状態でいた


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


抱きつきなでなでをやめた現在

僕は白雪さんの膝の上にすわっている



なんだろう寂しかったからかな?

いつもより甘えたい気分なんだ

落ち着くしね



「そういえば、咲ちゃん達は?」


「まだ、寝てらっしゃいますよ」


「そうなんだ~」



そんな会話をしながら僕たちは穏やかな時間を過ごしていた

すると



ガチャ



翼がかえってきた


「おかえり~」


「おかえりなさいませ」


「ただいま~って、ええ!なにしてるの!白雪ちゃんずるい!そこかわって!!」


帰ってきて早々そんなことを言い出した



「だめです。絶対に譲りません!」


「えー!ずるい、ほら!雅こっちおいで~、おねえちゃんの膝もあいてるよ~」


「だめです!譲りません」



白雪さんが抱きつき、僕が動くことを阻止している



「ほら~雅、おねえちゃんの方が柔らかいよ」


「っ!?この・・・もげろ!」



うわ!翼がいってはならないことをいった!!

白雪さんがお怒りだ!

僕の時とは比べ物にならないくらい怒ってる

でも、


「白雪しゃん、いたいよ~!」


「あ!ごめんなさい、雅様!つい力が入ってしまって」


「ううん、大丈夫だよ。今のは翼が悪いよね~よしよし」


怒りがおさまるように撫でてみた



「ぐへへ~ありがとうございます。雅様♪」


「ずるい!雅、わたしにも~」


「ひどいことを言った翼にはしてあげません~」


「え!なんで?私なにかいったっけ?」


む、完全に無自覚だったようだ



「ふふん」


あ、白雪さんが翼にドヤ顔してる


「くっ!」


それに対して翼は悔しそうだ


ん~そんなに僕に撫でてほしいのかな?

謎だ



それはそうと、なにか翼に聞かなきゃいけないことがあっとような

えーっと、あ!そうだ!



「そういえば、翼。彩に用事があったの?」


「ん?あ、うん、そうなんだ」


「なに~?」


「ん~、雅には教えてあげない。撫でてくれなかったし、それにひみつにしといたほうが後で面白いからね~」


なんだろ~?



「それより、もう夕飯の時間だから、私すこしログアウトするね」


「あ、もうこんな時間なんだ!」


結構な時間白雪さんとふれあっていたようだ


「じゃあ、私もログアウトしよ~」


「そうですか、それでは私は夕飯を用意しておきますね。」


お~楽しみだな~


「それじゃあ、部屋にいこうか」


「はい」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


部屋についた



「じゃあ、翼またね」


「うん、またね」


翼は自分の部屋に入っていった。


そして、僕たちも自分の部屋にはいると



「すやすや」


『きゅ~』




ベットの上に咲ちゃんとうーちゃんが眠っていた

うん、かわいい



「ん~どうしよう、どこで寝ようかな?」


「ベットで咲様たちと一緒に寝たらどうですか?幸いベットは三人でも余裕で眠れるくらい大きいですし」


「ん~そうだね。起こさないように隣に寝よう」



そして、慎重に咲ちゃんの隣に寝転んだ


「それじゃあ、白雪さんいってきます。」


「はい雅様、お休みなさいませ♪美味しい料理をつくってまってますね♪」



そして、僕はログアウトした

読んでいただきありがとうございました♪


膝の上の幼女、いいですね!


次回は未定です

この先どうしようか、悩む・・・


それでは次回もよろしくお願いします♪

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