番外編:咲の気持ち
皆様ごきげんよう、かいちよです♪
今回は咲視点の番外編です。
もしかしたら咲のイメージが崩れるかもしれないので
読み飛ばして頂いても大丈夫です。内容的にはなにもないので。
それと、地の文までひらがなだと読みずらさがやばいので
漢字で書いています!
それではお楽しみください♪
みんな~、こんにちは~♪
さきのなまえは咲!
さきは人じゃなくて自動人形っていう物なんだ~
けど、詳しいことはよくわかんないっ!
お~とまたってなんだろ~?
咲はできてから、ずっとこの部屋にいる。
さきを作ってくれた齊藤は「咲ちゃん、外は危ないから出ちゃだめだよ~咲ちゃんは可愛いから変な人が連れていっちゃうから!」って言ってた。
だから、ここから出ちゃだめなんだ~
でも、最初は良かったけど
つまらなくなってきた~
だってこの部屋なにもないんだもん!
齊藤さんはたまにかわいいけど変な洋服をもって、さきに会いに来るけど
お仕事があるからって、すぐに帰っちゃう。
つまんないよ~!
お外に出たいよ~!!
そんなことを、言ってたら齊藤さんが来るたびに
絵本を持ってきてくれた!
初めての絵本は楽しくて、面白くて
気づいたら、い~っぱい読んでた!
そしたら今度はまた齊藤さんが、本をいっぱい持ってきてくれた!
それで、たくさんの本を読んだら
『お外に出たい』っておもった
だって絵本にはお外は
きれいで、まぶしくて、お空が青くて、海がきれいで、人がいっぱいいて、ドラゴンとかがいて
いっぱい、い~っぱいステキな事が書いてあったから!
さきの知らないことがたくさん書いてあって
いつかみたいっ!さきもいきたいっ!
っていっぱい思った!
でも、絵本を読んでて『お外に出たい』ってことより
もっと、したいことを見つけた
『家族がほしい』
さきの読んだ、ほとんどの絵本には家族がでてた
ねこさんの絵本ではお母さんが励ましてくれていた
うさぎさんの絵本ではお兄ちゃんが助けてくれていた
勇者さんの絵本では妹を助けに行っていた
特にさきの好きな絵本では
さきと同じくらいの女の子が年の近いおねえちゃんといっしょにいろんな場所に冒険してた♪
その中のおねえちゃんはとても頼りになって、かっこよくて、可愛くて
さきも、こんなおねえちゃんがほしいな~
って何度も思った♪
だから、齊藤さんに「さきの家族はいないの?」って聞いたら「・・・・ごめんな」って言って頭を撫でてくれた
さき、家族いないみたい・・・・
だから、さきは家族がほしい!
特に優しいおねえちゃんが欲しいな~♪
今日もそんなことを考えながら
さきはお気に入りの絵本をよむのだ♪
あっ!!
そういえば、さっき齊藤さんが
「明日は正式可動日だからアイテムもっていくね。あと、しばらく来れないかも知れないけどでいいこに待ってるんだよ♪」
って、言って絵本も持ってっちゃったんだった!!
う~、つまんないよ~!
絵本ないし、もうねちゃお~
おやすみなさ~い♪
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「・ぁ・・・・・ぅね」
ん?なんだろう?
声が聞こえる~?
もしかして齊藤さんかな~?
「う~ん、だれぇ~?さいとうさん?」
あれ?ちがう~、齋藤さんじゃない~!
えっと、メイドさんとうさぎさんと女の子~?
って、この女の子、わたしの好きな絵本のおねえちゃんにすっごい似てる!!
わぁ~、かわい~♪
「ああ!起こしちゃってごめん!すぐにでていくね!」
あっ!!おねえちゃんが行っちゃうっ!!
「まってぇ!」
呼び止めちゃった、どうしよ~
「どうしたの?」
そういえばどうして、おねえちゃんたちはここにいるんだろう?
もしかして・・・
「もしかしておねーさんたちはたびびとさん?」
そうだとすごいな~!
だって、旅人さんは、いろんな場所にいって悪いやつをやっつけたりしてるんでしょ?
絵本に書いてあった!!
「うん、そうだよ~」
「ほんとに!?すごい!ほんもののたびびとさんだ~!」
「ん?ほかの旅人見たことないの?」
「うん!うまれてからずっとここにいるから」
うわ~すごい!本当に旅人さんだったぁ~!
いいな~さきもいろんな場所いってドラゴンさんとかとお友達になりたいな~
あ、なんかおねえちゃんがメイドさんと話してる~
メイドさんもきれいだな~
「昔、運営に居たとき・・・・・・」
え!?
さっきメイドさん運営に居た時って言った!?
齋藤さんとも知り合いみたいだし
「もしかして、メイドのおねーさんはうんえいさんなの?」
「・・・・すみません聞き取れなかったのでもういちどよろしいですか?」
「あ、うん!メイドのおねーさんは」
「もう一度お願いします」
また~?もうしょうがないな~
「メイドのおねーしゃんは」
あ、かんじゃった~
「白雪さんっ!!!」
あれ?おねえちゃん急にどうしたんだろう?
「あ、すみません、テンション上がってつい・・・・はい、私は運営の人ですよ?元、ですけどね。」
やっぱり
あれ?でも・・・
「え?うんえいさんなのに、たびびとさんといっしょにいるの?」
「はい。」
え!運営さんって旅してもいいの!?
もしかして、それならさきも・・・・・
齋藤さんに危ないっていわれたのも、たぶん一人だからだろうし
おねえちゃんたちもいっしょなら・・・・
「たびびとさん!!」
「ひゃい!」
「さきもいっしょにつれてって!!」
「え?」
「おねがい!おそとのせかいをみてみたいの!!」
おねがいっ!
「おねがい!おねえちゃん!」
すると
「わかった!おねえちゃんに任せなさい!!どこへでも連れてってあげる♪」
え?ほんとに!?
うぁ~!!!やったぁ~!!!!
「わぁ!ありがとうおねえちゃん!!」
だきぃ♪
わぁ~!すごいうれしい!うれしいよぉ~!!
夢が叶っちゃった~!
こうしてさきはおねえちゃんのなかまになったのです♪
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~帰り道~
齋藤さんいままでありがとう
さき、いってくるよ♪
「さきちゃん、どうしたの~?早く行こうよ~」
「ごめん、おねえちゃん、だいじょうぶだよ♪」
そういえば、さき、さっきから自然におねえちゃんってよんじゃってるよ?
でも注意されないし、おねえちゃんも自分でおねえちゃんっていってたし
もしかして、本当におねえちゃんになってくれるのかも!!
じゃあ、さき、絵本であったみたいにおねえちゃんと手をつないで歩くのが夢だったんだ~
だから・・・・
くいくい
「ん?どうしたの?さきちゃん?」
「おねえちゃんの、あのね・・・・」
「うん、なあに?」
「て、つないでもいい?」
「うん、もちろんいいよ♪」
ぎゅっ
あ、また夢が叶っちゃった・・・・
「おねえちゃん、さきをつれだしてくれてありがとう。だいすきだよ♪」
この日のことをさきは絶対にわすれないよ♪
読んでいただきありがとうございました♪
力尽きて途中省きました!
なんか段々咲の精神年齢が上がってしまってますね。
しかたないのです!なんか書いてるとわけわかんなくなってくるのです!!
それと、なんか齊藤いいやつっぽく書かれていますが、そこはご想像にお任せします
えっと、次回は運営の話を少しと町までの準備ですかね
ついに、町に行けそうですよ~♪
次次回くらいですかね♪
それでは次回もよろしくお願いします♪




