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幼女はレアな種族です!  作者: かいちよ
幼女と地下遺跡と新しい幼女
14/52

咲と雅と洞窟の外

皆様ごきげんよう、かいちよです♪


前回ステータス回と言いましたが

そこまで行きませんでした。


今回は引きにこだわってみたのでそのせいです・・・



それではお楽しみください♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ご指摘を頂いたので

今回から雅の言葉にも漢字を入れたいと思います。

僕たちは外に続く洞窟を歩いていた



「あるこ~、あるこ~♪ふんふんふ~ん♪」



さきちゃんはさっきから大変機嫌いい

今も即興の歌を歌いながら繋いだ手をぶんぶん振ってる

正直手が痛いよ~


けど、可愛いから許すっ!



「さき様ご機嫌ですね」


「うんっ♪だってこれから外にでられるんだよ~!」


「そうだよね、初めての外だもんね。」


「だから、とってもたのしみ♪」


『きゅう(もうすぐつく~)』


「ほんとに?」



うーちゃんがそう言うと

すぐに洞窟の終わりが見えてきた。



「うわ~!なにあれ!ひかりのどうくつ?」


「ううん、あそこから先が外だよ」


「え!?ほんとに!?はやくいこう!おねえちゃん!!」


「うわっ、ちょっと待って~」



さきちゃんは僕の手を掴んだまま走り出した



「待ってよ、咲ちゃん~」



てってってって



「さきちゃ~ん」



どうやら外に夢中で気づいてないみたい



「微笑ましいですね」


『きゅう(そうだね~)』


「私たちはゆっくり行きましょうか。」


『きゅ~(わかった~)』





「まって~さきちゃん~手がいたいよ~」



もうすぐ外にでる



「おそと~、おしょと~♪」



そして、太陽の光と風が僕たちの体を包み込み

ついに外にでた




「うわぁ~♪これがおそと・・・・しゅごい・・・」


「はぁ、はぁ。どう?さきちゃんはじめてのお外は?」


「・・・・・うぅ」


「さきちゃん?」


「・・・・ぐすっ。しゅごい、しゅごいよぉ~」



さきちゃんは泣いていた


そうだよね、はじめて外にでられたんだもん



「おねえちゃん、ぐすっ、さきにこんなにきれいなけしきをみせてくれて、ありがとぉ、ぐすっ、ここまでつれてきてくれて、ありがとぉ・・・」



それは、泣いちゃうよね。

でもね、さきちゃん



「どういたしまして、さきちゃん♪でも、まだまだだよ?」


「え?」



「さきちゃん、世界にはね、ここの景色とは比べものにならないくらい、

きれいな場所や楽しい場所がいっぱいあるの。

だからね、まだまだだよ、さきちゃん。

これから、一緒にいろいろな場所に、咲ちゃんの行きたい場所に行って、

そしてたくさんの景色を一緒にみようね♪

そこでさっきの言葉を、もういちど聞かせてほしいな♪」



「うう・・・うえぇ~ん!ありがとぉ!ありがとぉぉ、おねえちゃん!!」



ぎゅう



「ふふっ、かわいいな~♪」



だきっ、なでなで



抱きついてきたさきちゃんを僕は抱き締め、泣き止むまで撫でていた




そしてその背後



「卯月様、いい話ですねぇ~、ぐすっ」


『きゅう(そうだね~)』



白雪さんは以外と涙もろかった



ーーーーーーーーーーーーーーーーー


~数分後~



「どお?泣き止んだ?」


「まだだから、もっとなでてぇ~」


「もう、しかたないな~」



なでなで



『きゅうっ!(ずるいっ!)』


「あれ?うーちゃん嫉妬?しかたないな~」



なでなで


なでなで



「うにゃ~♪」


『きゅう~♪』



かわゆい


「はい!もうおしまい~。さきちゃんも泣き止んだでしょ?」


「う~もっとぉ~」


「だめー。これからまちにいかなくちゃいけないし。」



「それなのですが雅様。」



「ぴぁっ!びっくりした~、なに?しらゆきさん」


「外に慣れていないさき様をいきなり人の多い町に連れていくのは刺激が強すぎると思います。

なので、一旦ここの辺りを散歩してさき様に外に慣れていただくのがよろしいかと」


「なるほど、そうだね!そうしよう!」



さすが白雪さんっ!頼りになるね♪

全然考え付かなかった。

というわけで、またもや町は保留~



「うーちゃん、このあたりは安全かな?」


『きゅうきゅう(敵はいないよ~)』


「ん、ありがとううーちゃん(なでなで)じゃあ、さきちゃん、このあたりを散歩しようか♪」


「わかった~♪」



うーちゃんの【索敵】で敵がいないから

安心だ~!!



僕はこの時そう思っていた・・・・・



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


~数分後~



「きゃ~!すごい!」「うわぁ~これ、つるつるしてるよ~」「きゃ~♪なにこれ、おもしろ~い!」「うごいた~!むしさんこんにちは♪」



「微笑ましいですね。」


「そうだね~」


「平和ですね。」


「そうだね~」



とても和やかに散歩していた

さきちゃんのはしゃぎっぷりが見ていておもしろい



「あれ?このきのみ、なんかみたことある~、なんだろう?

あ!たぶん、ほんででてきた、りんごっていうたべものだ!」



「さき様身軽ですね。」


「そうだね。さっきなんて木になってるりんごを、ジャンプしてとってたし」



「おね~ちゃん!リンゴみつけた~♪いっしょにたべよ?」



さきちゃんが僕に美味しそうなリンゴを持ってきてくれた。



「ありがとう、さきちゃん。一緒にたべようか♪」


「うんっ♪」


「それじゃあ、いただき「待って下さいっ!!」え?」



食べようとすると白雪さんに呼び止められた



「そのリンゴは!!」




【ウィッチアップル】

猛毒。その美味しそうな見た目に騙されてはいけない。




「さきちゃんっ!!たべちゃだめぇぇ!!」



「ん?」




シャリ





さきちゃんは既に毒リンゴを食べてしまっていた・・・・・・

読んでいただきありがとうございます♪


こんな終わり方どうですか?

あのあと咲はどうなったのか!?

次回、こうご期待っ!!


というわけで、次回もよろしくお願いしま~す♪

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