咲と姉妹と外の世界
皆様ごきげんよう、かいちよです!
今回はついに、咲ちゃん登場回ですっ!!
ちなみに齊藤は出てきません。
今回の話はけっこうお気に入りの話です。
それではお楽しみください!
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ご指摘頂いたので改行を少なくしてみました。
とりあえず、会話の間は一行、地の文は二行にしてみました。
また、読みずらい等ありましたらご指摘ください。
部屋の中央には天使のような幼女が眠っていた。
「うわぁ、かわいい~」
「ぐふぅ!静まれ私!」
『きゅう?(どうしたの?)』
「うん、うーちゃんしらゆきさんはほっとこうね~?」
僕達がそんなことを話していると天使ちゃんが目を覚ました
「う~ん、だれぇ~?さいとうさん?」
さいとうさんって誰だろう
齊藤さん?どっかで聞いたことある気がする
って!やばい起こしちゃった!
僕達勝手に部屋に入ってるじゃん!
早く出ていかないと
「ああ、おこしちゃってごめん!すぐにでていくね!」
僕達が出ていこうとすると
「まってぇ!」
呼び止められた
「どうしたの?」
「もしかしておねーさんはたびびとさん?」
「たびびと?」
旅人ってどこかで聞いたような
「雅様、こちらの世界のプレイヤーのことです」
「なるほど!」
そういえばチュートリアルにかいてかったね
忘れてた
「うん、そうだよ~」
「ほんとに!?すごい!ほんもののたびびとさんだ~!」
「ん?ほかのたびびとみたことないの?」
「うん!うまれてからずっとここにいるから・・・」
「え・・・?」
ど、どう言うこと?
うまれてからずっとここにいるって
まさか!軟禁!?
「雅様、どうやらこちらの方は自動人形のようです。」
「え?そうなの?どうやってわかったの?」
「昔、運営に居たとき最高の自動人形を作ったって大はじゃぎしてた人がいたので。先程その方が「さいとうさん?」とおっしゃっていたので間違いないかと・・・」
「さいとうさんってだれだっけ?なんか、さいきんきいたきがするんだけど」
「このメイド服をくれた人です。」
「ああ!」
齊藤、ろくなことしないな!!
「もしかしてメイドのおねーさんはうんえいさんなの?」
「・・・・すみません聞き取れなかったのでもう一度よろしいですか?」
「あ、うん!メイドのおねーさんは」
「もう一度お願いします」
「メイドのおねーしゃんは」
「もう一度!」
「しらゆきさんっ!!!」
なにやってるんだ白雪さん!?
「あ、すみません、テンション上がってつい・・・・はい、私は運営の人ですよ?元、ですけどね。」
「え?うんえいさんなのに、たびびとさんといっしょにいるの?」
「はい。」
白雪さんがそう言うと天使ちゃんが急に黙って何かを考え出した
どうしたんだろう?
「たびびとさん!!」
「ひゃい!」
びっくりした~!
「さきもいっしょにつれてって!!」
「え?」
「おねがい!おそとのせかいをみてみたいの!」
いきなりだな~、でもどうしよう~?
個人的にはつれていってあげたいけど
「しらゆきさん、うーちゃんどうおもう?」
「雅様の決定に従います。」
『きゅー(おなじく~)』
「おねがい!おねえちゃん!」
うお!可愛いっ!!
そんなキラキラな目で頼まれたらもう・・・・
「わかった!おねえちゃんにまかせなさい!!どこへでもつれていってあげる!」
「わあぁ!ありがとうおねえちゃんっ!!」
てってってって
だきぃ
うぉぉ、抱き締められた~
ぷにぷにで気持ちいい~♪
「さきはね、さきっていうの!これからよろしくおねがいしましゅ!」
「おねえちゃんのなまえはみやび、そっちのメイドさんがしらゆきさん、で、うさぎがうづきことうーちゃんだよ。これからよろしくね、さきちゃん♪」
「よろしくお願いします、さき様。」
『きゅ~(よろしく~♪)』
「よろしく、おねえちゃん、ゆきしゃん、うーちゃん♪」
「ゆきしゃん・・・・ぐふふ」
白雪さんのほうからなんか聞こえてきたけど放置で
なんかさきちゃんとあってから白雪さんの暴走が加速した気がする
やばい!さきちゃんを白雪さんの魔の手から守らないと!おねえちゃんとしてっ!!
って、ナチュラルにおねえちゃんになってるうぅぅぅぅ!!
僕男だからお兄ちゃんだよ!!
おねえちゃんじゃないよ!
だれか僕を幼女化の魔の手から守ってほしい・・・・
よし!言葉には出してなかったからなかったことにして、
とあえず、
「さきちゃん、これからモンスターとたたかったり、あぶないこともあるとおもうけど、ほんとうにだいじょうぶ?」
「だいじょうぶ!さき、こうみえてけっこうつよいんだよ、すごいでしょ♪」
うう、可愛いっ!
可愛いof the 可愛い!!
「そうなの?すごいね~♪えらいえらい」
なでなで
うわっ、すっごいさらさら!?
「うにゅ~、きもちぃ~、もっとなでてぇ~♪」
『きゅっ!(とられた!)』
「じゃあ、うーちゃんも~」
なでなでなでなで
『きゅう~♪』
「うにゃ~♪」
え?なにこの可愛い生き物たちっ!?
僕を萌え殺す気かっ!!
「ぐふふ、ぐふふふふ、ああここが天国だったのですね~」
うん、白雪さんは放置継続で
名残惜しいけどなでなではここでやめて。
まずは
「さきちゃんのそうびどうしようか?そのふくじゃさむいしあぶないでしょ?」
ちなみに今さきちゃんは一枚しか着ていない
「だいじょうぶ~、さいとうさんがくれたふくがあるから~♪」
「ん?どれどれ?」
「これ~♪」
【天使の輪】 武器、頭装備
光の輪。投げるもよし、持って戦うもよしの武器。普段は頭の上に浮いている。ちなみに投げても自動で戻ってくる。
STR+20 INT+20 LUK+5 スキル【光魔法Lv10】
【リトルエンジェルコスチューム】
小さな天使の洋服。可愛らしさに神々しさも兼ね備えた究極の一着。
VIT+40 MIN+25 LUK+5
【リトルエンジェルシューズ】
羽の生えた可愛らしい靴。本当に羽が生えたように軽やかに動ける
AGI+30 LUK+5
【小さな天使の羽】アクセサリー
デフォルメした小さな天使の羽が付く。見た目とは裏腹に本当にとべる。
AGI+10 LUK+5 スキル【飛行】
齊藤ぉぉぉぉ!!!
まあ、ありがたく使うけどね
装備したさきちゃんは本当に天使のようだった
「さきちゃんかわいすぎっ!!」
ぎゅっ
「あははっ、おねえちゃんくすぐったいよ~♪」
なでなで、うりうり
「ふぅ~たんのうした~♪それじゃあしゅっぱつしようか!」
「うんっ♪」
「でも、あのみちをもどるのめんどくさいな~」
『きゅう!(ここ~)』
「ん?どうしたの?うーちゃん?」
『きゅうきゅう(ここから風吹いてる~)』
「え?」
うーちゃんが示したのは本棚だった
「もしかして・・・しらゆきさん!そのほんだなどかしてもらってもいい?」
「畏まりました。」
そして、白雪さんが本棚をどかすと・・・
「みちだぁ!!」
「おねえちゃん、ここからそとにでられるの~?」
「うん!かぜがとおってるし、たぶんでられるよ♪」
「ほんとに!?」
「うん!じゃあみんな、いこっか♪」
「うん!」
「はい。」
『きゅい~♪(いこ~)』
そして雅たちはその道を歩きだした。
そして、その道中
くいくい(裾をひっぱる)
「ん?どうしたの?さきちゃん?」
「おねえちゃん、あのね・・・・」
「うん、なあに?」
「て、つないでもいい?」
「うん、もちろんいいよ♪」
ぎゅっ
「おねえちゃん、さきをつれだしてくれてありがとう。だいすきだよ♪」
その二人の姿はまるで本物の姉妹の様だった。
読んでいただきありがとうございました!
咲ちゃん、どうでしたか?
雅は幼女幼女してないので
The幼女として咲ちゃんを登場させてみました!
なぜ咲ちゃんが後半あんなに雅への好感度が高かったかは理由があるのですが
番外編みたいの作ろうか普通に会話としていれようか迷っています。
皆様どっちがいいでしょうか?
ちなみに番外編だと咲視点です。
まあ、行き当たりばったりなのでわかりませんがね。
さて、次回は多分、咲のステータスです
それでは、次回もよろしくお願いしま~す♪
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皆様いつもありがとうございます。
この作品とほぼ同じ設定の他の作品があるとご指摘頂いたのですが
向こうの作者の方にokを頂きました!
執筆頑張って下さいとのコメントも頂きました。
なんていいひとなんだ!!
皆様の応援に答えられるように
これからも精一杯頑張りますのでよろしくお願いします!!