引きこもり令嬢の脱走
前編
彼女の引きこもる前などなど
婚約者と令嬢の年齢を変更しました。5/14
前編
令嬢引きこもる〜
彼女は本の虫、
エノルどうしてここを開けてくれないの?
ドンドンっ
今日も誰かが私の部屋のドアを叩いている。
始めまして私の名前はエノル引きこもりです。何故自己紹介で堂々と引きこもりかと紹介してしまうかというと、まぁ一言で言うと私悪役令嬢なんですよね…
いま意味不明と思った方いらっしゃると思います。あせらないでください。ちゃんと説明いたします。
まぁわたしはある小説の悪役令嬢に転生してしまったことにある日きずいたのです。そこでこのまま当て馬として人生終えてしまうのなら親の財産でグータラ暮らしちゃえって、いま うわ、こいつクズだと思った方
はいクズです堂々とクズですっていってやります。
まぁそんなわけで、悪役回避しようとして色々こじれて死ぬのもごめんですしまぁ、ぶっちゃけ面倒ということで、楽しい引きこもり生活送ったちゃってます、はい。
まぁ引きこもってただけのはずですがどうしてこの様な事態におちいっているのでしょう?
ドンドンっドンドンっ!!
ああうるさいなぁ、、
〜〜
僕が婚約者と出会ったのは僕が11のとき、初めて会った僕と将来を添い遂げる人…
どきどきしながら父上の後をついていき僕は婚約者の彼女と初めての出会いを果たす。
艶やかな黒髪は腰辺りまであり、ひとつに三つ編みにしてある。
黒く長い睫毛に縁取られた瞳の色は吸い込まれそうな深い赤、その瞳は気だるげに伏せられているしかしそれがまた彼女を艶やかに見せるのかもしれない、紅色の唇に薔薇色の頬僕は一眼で彼女との運命を感じた…
初めまして…〜〜
〜〜
彼女はその外見どうりとても聡明で素敵な女性だった、僕のみっつ下だとは思えない聡明さ、彼女に会いに行くといつも本を読んでいて僕が名前を呼ぶとゆっくりと顔おをあげて、僕の顔を見ると困った様に笑うのだ、僕はこの瞬間がこの上なく好きだ、
彼女が本を読んでいる隣でいつもの、様に彼女の三つ編みをほどき指で溶かす彼女の髪は緩く弧を描いていてふわふわしている、僕は彼女の髪に顔を埋め彼女を後ろから読書の邪魔にならない様にふわりと抱きしめる、
彼女と過ごしていると時間は何時もあっという間に過ぎてしまう。
僕は名残惜しく思いながらも彼女の髪を丁重に編み彼女にまた来ることを伝え別れる…
〜〜
最近何故かわたしの周りをうろうろしている男の子がいます。
どなただろうと疑問に思うけど読書の邪魔はされないからいっかと思ってます。
ここの世界に生まれてはや12年と2ヶ月…
前の世界の本も沢山あり素晴らしかったですが此処はもっとすごくて楽しいです!
ずっと本を読んでいても怒られないし渡された紙を整理して綺麗にまとめ意見を出すだけで美味しいご飯がきます!
前の世界では化学というものが発展していましたがここではそれにかわって魔法というものが発展しています。
魔法というものは知れば知るほど興味深く、とても面白いです。もっともっといろんなこ
とを知りたいです!!
〜〜
後編で逃亡予定
続くかは未定、