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少女の幻想文学  作者: trinity
7/82

*魔法の価値を問う1

ガタガタと、大きく震えるような振動が、全身に響く感じがする。

マオリは、左を向いて、硬くて平らなところに横たわっていた。

薄い、布のようなものに、顔まで覆われていて、少し息苦しい。

不快感が募り、目が覚めてしまった。

目の前には、深くフードを被った、背の高い男が座っていて、マオリに声を発した。

「マオリ、起きたか」

声は、低くて、感情が込もっていないように思えた。

マオリは、体を起こして、男に向かって座った。

頭痛がして、身体が怠くて、気分が悪い。

「ん、あれ」

マオリは、状況の整理がつかず混乱していた。

そのなかで、思い出したのは、お父さんの言葉。

この人は、きっと、ハルさん。

「訊きたいことが、沢山あるだろう、わたしも、マオリに伝えなければならないことが、ある」

彼は、まおりの動揺を静めるように、話す。

「私は、ハル。お前の父親に、お前の先達を頼まれた」


二人が乗る馬車は、小さな村に向かっていた。



挿絵(By みてみん)



読んでくださってありがとうございますね。

お話に矛盾が無いか、誤字脱字、チェックが大変です。

馬車、、、あたたかい目で見てやってください。

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