表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少女の幻想文学  作者: trinity
2/82

*消えない里程標1

挿絵(By みてみん)


隣で、物音がして、よく眠っていたマオリは、夢から覚めてしまった。

物音が何か、確認したかった。

意識がはっきりせず、しっかりわからない、けれど、多分、右隣で寝ている、お父さん。

目が覚めてしまったのか、それとも、もう朝がきたから、起きたのか。

そうなら、マオリも起きよう。

体を動かして、右を向いて、目をあけてみて、確認しようとしたとき。

「マオリ」

名前を呼ぶ、この声は。

「お父さん……」

「目を覚まして、はやく」

マオリは、お父さんを見た。

膝で立って、横になっているマオリを見下げていた。

いつもの、寝るときの格好と、違っているような。

すぐに、マオリは、自分で体を起こせた。


部屋の中も、窓の外も、まだ真っ暗だ。





読んでくださって、ありがとうございますね。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ