結婚は人生の墓場
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
何でも許せる方向け。特に男性の方は注意。
でも読んで欲しいですし、伝わって欲しい。
付き合って、結婚して、其れで終わりでは無いんです。
其れで終わりだと思っている人が、浮気するんじゃないんですか?
終わりじゃないんですよ。逆で始まりなんですよ。
男性と女性の恋愛観に着いて、面白い動画が上がっていた。
男性は付き合うまで、結婚までが終わり。女性は付き合ってから、結婚からがすべての始まり。だから途中経過を飛ばして、性交渉に及んでいたり、子供がいたりするものが多いそうだった。
其れを見た時、まず考えたこと。やばい。死ぬ程やばい。
男性に対して偏見は相応にあると自負しているが、その中の一つ。過程よりも結果を重視する。狩りをする側だから脇目を振らない。成功しなければ、途中経過なぞどうでも良い。
だから答えが全てである理系に多くの男性が集まるものだと思っているし、答えが様々な文系には集まり難いとも思っている。
繰り返す様で失礼ながら、ただの偏見である。でもだからこそ。
「過程を大事にして欲しいの」
付き合った翌日に彼と会うことになったので、まず手始めに此方側から吹っ掛ける事にした。勿論、結果を先に述べた為、彼の反応はただ一つ。非常に戸惑っていた。
「あのね、全ての男性が付き合えば墓場、結婚は墓場。後はデッドエンド。みたいに思ってる訳では無いけれど、付き合って、其れで終わりでは無いからね」
そう大真面目に切り込んだ後、私は先日見た動画の話をした。恋愛の感覚が大きく違う事。付き合って其れで終わりだと思っているのならば、まず其れは止めて欲しいと思っている事。付き合ってからが此方は本番だと言うこと。
其れを聞いていた彼の眉間は徐々に深くなり、私が言い終わると同時に絶叫した。
「セフレ代わりに付き合っていると思ってんのかよ!!」
「そうじゃない。でももし付き合った後の事が分からない。どうすれば良いのか分からない。だった仲を深める為にまず性交渉。というのは、絶対にやめて欲しい。そんなの……貴方が言ったセフレと変わんないよ……。……そうなる前に、相談して欲しい……」
彼の表情が苦しいものになり、最終的に頭を抱える。
「お前……」
「滅茶苦茶失礼なこと言ってると思ってる。不快に思ったら別れても構わない。でも、この擦り合わせだけは絶対にして欲しかった」
そう言って互いが互いに神妙な顔をした後、彼がやるせないという様に溜息を吐いた。
「終わりじゃないの。付き合って、それで終わりじゃないの。付き合ってからが全ての始まりなの。付き合いは、結婚は人生の墓場じゃないの」
「俺は……」
もう以下はただのど偏見。
でもなんか中高生でいきなりガンって来るって聞いて、『嘘でしょ?』と思って書きました。
大真面目に話します。大真面目に偏見を話します。
あぁ怪文書に。
YouTuberの方のお話が面白かったので。
少年漫画は付き合って、結婚して、其れで終わり。
少女漫画は付き合って、結婚して、其れで始まり。
だから途中経過すっ飛ばして、濡れ場があるし、子供がいたりする。
勿論、全てじゃないけど、そういうのが多い。
其れを聞いた時、『あ、ガチでヤバい』と思いました。
付き合って、結婚して、其れで終わりじゃないんですよ。そこから全て始まるんですよ。
だからこれからゆっくり仲を深めていこうと思ってるのに、早々『ねぇ、エッチなことしよう』と言われたら、『この人、無料のセフレ得る為に付き合ってんのか?』と思うんですよ。
『結婚生活、仕事して疲れて、童心にも戻れないし、つまんね』とか言われると、『じゃあなんで結婚したの?』って思うんですよ。
責めてる訳ではなく、純粋な疑問として。
あのね、学生でも分かり易く。
『受験が全てじゃねぇんだよ』
『受かって、学生生活が全てなんだよ』
『そこを履き違えるなよ』
『ぜってぇ、留年すんなよ』
まぁこれぐらいに。
そんな人居ないと思いますよ。というか居ないと思いたいんです。
でも今まで付き合ったことがなくて、漫画でしか知識がなくてそうすれば良いと思っていたら、ガチでヤバい。
え、『付き合うまでがゴール。結婚は墓場。あとは知らん』って思ってる方、『何故付き合った?』、『何故結婚した?』。
未来も一緒に居たくて付き合うんじゃないのか? それとも片思い中のドキドキが良いとかそんな感じ? だから浮気すんの?
/一旦落ち着こう。/
あの、これからも貴方と一緒に居たいと思うから、付き合うんです。
だから付き合った後のこと、夢想するんです。
男性もそうだと思っていたんです。
ただ少年漫画の傾向見て、死ぬほど戸惑ってしまって、書いた小説。
こんなこと言われたら、相手絶対『何此奴?』と思うって分かるから、彼の反応が芳しくないんです。
ただ一つ。『結婚は墓場。死んだも同然』なんて言う人は、結婚するべきではありません。
『一緒の墓に入る』という人がするものです。