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入院したらすごいハチャケた。  作者: 帯川和幸オビカワカズユキ
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入院したらすごいハチャケた。

呼吸困難、入院した

まず、浮かんでくる、絵が過去じゃない。

新たな絵が見える。


これには驚いた。なんか前後の絵がバーッと出来あがっていく。映画の絵のようにリアルだ。


はっと、すると、ここは病室。


実際、カテーテルにおむつの生活が、天国のかすみを食べて桃仙を食べて排泄の心配も、ない理想の

生活に見えて、絵になる。ハリウッドの映画のように、すごい実感だった。、、だけど、ここは病室。


はっきりした経験で、記憶に残る。

記憶、経験、まるでアイデアもらいまくりだ。でも、さすがに余裕がない。


バタバタと十を越える、絵が見えてワクワクや恐怖に、こころが震えた。だけどここは病室。


そんなわけで、自分の、と、いうより脳のちからに、許せば、発想は、すごいものだ。

創作や小説もバリバリ書ける。

なんだか、嬉しい。 


ここからは事実経過、入院してからのことを書いて行こう。

なんせ、ここは病室。 


まず、千葉西病院に入院してはじめて女性にヒゲを剃ってもらい、嬉しくて、フフフフフフ、と、笑ってしまった。

嬉しい、とか、ありがとう、とか、言えば良かったのに、許すゆるす、言えなかった自分を許します。


ウフフフフフフフフ、フフフ、と、二回め、

看護婦さんの手元が、滑ったちょくっと切られてしまった。 

嬉しい気持ちなんだけど、ねぇ、、

やっぱり何も話さないで笑っても、、うれしい気持ち、

つたわらない。、、、


実は、思いだしたんだ初めてじゃなくて、僕は若い頃にもヒゲを剃ってもらったことがあったんだ。

僕は高校の演劇部に入っていて、あした、公演ていう日に、

演出の女性から、ヒゲを剃ってきてね、特に顔じゅうのうぶ毛を、、ドーラン塗るから、て、言われた。

、、けど、剃って行かなかった。


当時の僕は、参加してもちょっと引いてる。そんな状態だった。


彼女は、ふっ、と、笑って、ヒゲ剃りを取り出し、

顔じゅうを剃ってくれた。ドーランもクレンジングも彼女の持ち出し、なにか、よほど公演をしたい理由があったのかも知れない。


そんな自分を許せないんだ、と、まるで渦潮のように、

許せない自分がぐるぐる、沢山の絵が見える。

許すって、こんな状態の自分を許すゆるす、というのが斎藤一人さんの教えてくださった、許すゆるすなんです。


ここは病室、入院中、渦巻く記憶をゆるすと言うと、

楽になる。 身体からゆるんで楽になる。

ありがとうございます。感謝。


僕の今までは許せないことばかりだ。そんな、

自分を許します。もう、どこまで行っても許すだけだ。

許せない自分を許します。


僕はマザコンなんだ、母に頼りきって生きてきた。

それなのに助けようとしなかった。、、これは、

ひどいことだ、でも、そんな自分を許すゆるす、と、

言う、斎藤一人さんの教えてくださった。ことです。

許すゆるすと、言うと、身体までゆるんで楽になります。


いじめたことを思い出した。いじめた自分を許す、

許します。


看護婦さんと、

沈黙の時間、「肺炎なって困りましたぁ」と、話せばよかった。言えなかった自分を許しますゆるします。



はい、! 返事が大切! だと感じた斎藤一人さんの言っていたことだ。


筋肉がおちている、ご飯がのみ込める、ギリギリ!

顔の筋肉を強化しないと食事もできない!


特に、肉や魚の身がのどを通らない。

肺炎で入院して、嚥下事故を起こしたらとんでもない。



カテーテルに、オムツ装備、なんて、天国

じゃないか! とか、思った。

本当に都合の良い桃仙、かすみを食べて浮かんで

遊び、幸せ実感したのには戦慄。

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