エルフ
エルフ
アストリア大陸に存在する種族の総称。
ノルブ・エルフ、ハイエルフ、ウッドエルフ、ダークエルフの四種類が主に知られているがほかにも
フロストエルフ(雪のエルフ)、アクアエルフ(水のエルフ)など様々な亜種が存在する。
エルフは種族差はあるが魔術を使えるものが多く存在し、古来より魔術を使い洗練された文明を築き、大陸中を支配していた。
エルフは大陸のあらゆる場所に進出し、他種族を支配下に治めていった。
長らく繁栄を謳歌していたが、突如として現れた魔竜アーグサルンとそれに率いられた竜たちが大陸中を襲う事変、通称竜大戦が勃発。竜たち圧倒的な力の前に各地で敗戦を重ねるが人類に寝返った竜たちや伝説の竜殺し「血濡れのアルテール」の尽力により竜たちは敗北した。しかしエルフたちは力をそがれ支配力は弱まり、独立を求める機運が高まっていった。
そしてエルフ歴1130年人間の戦士ログルスと聖女セラーナに率いられた人間たちが蜂起しエルフたちに対し攻撃を仕掛けた。エルフたちは反乱を治めようとしたものの、ログルスの圧倒的武勇、人間の反乱に乗じたオークやドワーフの反乱、ダークエルフたちの寝返りなどが合わさり連敗を重ねる。ウッドエルフの王国ウートレン、ノルブエルフの国アスレイルが陥落し、最後に残ったハイエルフの国エルタールも抵抗をつづけたがログルスの手により陥落した。
こうしてエルフたちは大陸における覇権を失い、人間たちが大陸に広く分布することとなる。
現在はかつての栄華は失われたものの他種族と共生することで安定した治世を過ごしている。