神話
神話
創世神による世界創造が行われた時代。現在のところどのようにして世界が創世されたのか詳しいことはわかっておらず様々な解釈が存在する。
最も一般的な説
最初に世界は不定形であり闇が広がり混沌にあふれていた。
やがて混沌から原初のにして創世の大神エクシリオス、デルファロスが生まれた。
2柱は世界に形を与え安定させるべく様々な神を生み出した。
原初の神々は大地を海を天空を作り出した。
大地が広がり、海が流れ、風が吹きすさんだ。
太陽によって光を灯し、月と星により暗闇を和らげた。
こうして世界は作り上げられた。
長い時がたち世界が安定したころ原初の生命が生まれた。
神々は生命の誕生を喜び、祝福を与えた。
そこから長い時が立ったころ知恵をもち道具を扱うもの達が現れた。それが人間たちの祖先である。この生命の誕生に感銘を受けた神々は次々と似た種族を産み出した。
エルフ、ドワーフ、ケットシー、クーシーなどと言われる種族達である。彼らは文明を築き世界を開拓していった。
しかしデルファロスはこの現状を良しとしなかった。
彼は発展のない停滞したありのままの世界が美しいと説き、エクシリオスと対立した。
しかし他の神々はそれを認めず新たな種族を産み出し続けた。これに激怒したデルファロスは他の神々に戦いを挑んだ。
デルファロスの戦いの影響で原初の神々の多くは消滅した。この戦いでは人間たちも大きな被害を受けた。多くの犠牲を出した戦いだったがついにデルファロスを打ち倒した。これにより世界は再び安定を取り戻したのであった。しかし同時にエクシリオスも深手を負い消滅を余儀なくされた。エクシリオスは生き延びた神々達にエルキウスと世界を託した
こうして最高神フィデルスが新たな主神となり秩序をもたらしたのだった。
魔神の誕生
世界は再び平穏が訪れたが長くは続かなかった。
神々は定命の存在達に秩序を説いた。
しかしそれに反発する神が現れた。
それこそが最初の魔神、原初の反逆者エルデラである。
彼は争いを繰り返し殺しあい騙しあう定命の者たちを誘惑し自らの配下に置いた。
彼は定命の者の悪の心に目をつけて誘惑し始めた。こうした行いをフィデルスたちから批判されたエルデラは自分に付き従う神々をまとめるとフィデルスたちに戦いを挑んだ。
世界はふたたび混乱に陥った。定命の者たちもフィデルスたちに従う者とエルデラたちに従う者とで別れ戦った。
戦いの末フィデルスたちは勝利しエルデラは天界より退去した。そして魔神たちの領域・・・魔界をつくり世界の影から暗躍し始めたのだった。
魔界に降りた神々は魔神と呼ばれ天界と地上にあだなす存在となった。
彼らは魔物を作り上げ地上に放出した
こうして世界は作り上げられていった。