ゲネア
地母神ゲネア
「大地母神」「竜の大母」「豊穣神」「全てのものの母」
ゲネアはエルキウスの神々の内の一柱。大地の母にして動物と植物の守護者。
豊穣、大地、繁栄、生命などをつかさどる。
象徴する動物はウサギ、猪、白蛇、鳩。
白い服を着て、花冠を被り動物を引き連れた女性の姿で主に描かれる。
多くの種族・国から豊穣をつかさどる存在として見られ、特に農民や主婦からの信仰が厚い。
生命をつかさどることからすべての命の母としても信仰され、一部の地域では死もつかさどる存在として見られる。
ドワーフや犬人クーシーなどは、自らの創造神として崇めている。
また竜を創造したという説もある。
ゲネアを信奉する教団としては「グランデア教団」「緑の母の教会」などが知られる。
これらの教団は、アンデットをゲネアの理から外れた存在とみなし殲滅対象としている。
特にアンデットを作り出す死霊術師などとは激しく敵対している。
〇アーティファクト
・豊穣の杖エスペイン
ゲネアが所持する杖。
振るえばいかなる不毛の地でも、植物があふれかえり水が湧き出るとされる。
ゲネアのシンボルとして広く知られる。
・ラントロット
ウッドエルフの英雄パーランに授けたとされる石槍。
命なき者……アンデットを滅ぼす力が籠められるとされる。