ケットシー
ケットシー
アストリア大陸に住む種族。猫の耳と尻尾など猫の特徴をもつ獣人。
大陸中央部のケーシルラート王国を出身としている
人間やエルフほどではないが大陸に広く分布しており特に大陸中央部で姿を見かけやすい。
気分屋かつマイペースであり、束縛されることを嫌う。陽気で無邪気なものも多く親しみやすい雰囲気を持っている。しかし悪気なく風紀を乱したり、あくどいことも平然とやってのける者も多く、場所によっては差別的な扱いを受けることもある。
体が軽く俊敏であり、その特性を生かして盗賊や暗殺者になるものも多い。格闘にも優れている
〔他種族との関係]
・エルフ
高慢で理屈っぽいため苦手としている。さらにエルフに支配されてきた歴史もあるため仲はあまりよくない
〔文化]
・元は遊牧民的な性質を持っており30人前後のグループを作り狩猟を行いながら放浪していた。
現在は都市に定住し農耕などを行っているものも多いが放浪生活するものもいる
・ケットシーにとって月は神聖視されている。これはケットシーの間で広く信仰されている月女神ムルレスの化身の一つであるとされるためであり、月への信仰は身近なものである。
・また青い月への信仰も根強い。ケットシーによれば青い月は夜空に浮かぶもう一つの月であり年に数回程度空に上がるとされる。他種族には青い月をみることができず、ケットシーだけが見ることができるという。
・ケットシーは魔術師の数が少ない。これは青い月が出る日に生まれる子供のみが魔術の適正をもつ
ためである
〔信仰]
・ムルレス
月神。ケットシーたちの創造者にして守護神。ケットシーの間で絶大な信仰を誇る。
・ロデル
太陽神。ムルレスの兄であり太陽をつかさどる。試練を与える存在としてとらえられている
・フィデルス
天空神。主神であり神々の王。世界の管理を行っている
・ゲネア
地母神。豊穣の神であり、動物たちの母。
・ハイネット
狩猟神。狩人たちに信仰されている。森の神でもあり森の中で生きるすべを教えたとされる
イステリア
魔術神。一説では青い月を創造したとされる
ロキャト
・ムルレスの従属神。ケットシーが死後に行くとされる「月の宮殿」に導くとされる