世の中は、なんと思い通りにいかないものなのか
みなさま、初めましての方はお初にお目にかかります。
2度目以降のみなさまは、お久しぶりです。
ネオ・ブリザードと申します。
今回は、自分のエッセイに足を運んで頂き、誠にありがとうございます。ログインボーナスとして、氷で出来た『卓上コンロ』を置いていきますね。ガスボンベをセットすれば、ちゃんと炎も出ます。
なお、これを使って鍋を楽しもうとすると、自らの放つ熱により、数時間で溶けてなくなってしまいますが。
……駄目じゃん。
さて、小噺はこの辺にして、本題に入りたいと思います。
(↑おい)
みなさまは、細かいお金が欲しいけど、お財布に一万円札や五千円札といった大きいお金しか無かったら、どうやって小銭を手に入れますか?
え? 今は電子マネーだ? えーまー、そういう意見もあるかもしれませんが、今回は小銭がないと困る状況下、ということでお願いします。
① コンビニ等のお店で、買い物する。
多分、これが一番オーソドックスな方法ではないでしょうか。ただ一点、難点があるとすれば、美味しそうなスイーツに目がいったりして、ついつい予定に無い買い物をしてしまうことでしょうか。いざ会計してみたら、お釣りが二円……みたいな本末転倒なことにならないように注意したい所です。
(↑お前だけだ)
②自動販売機で、飲み物を購入して千円札を崩す。
これも、中々有効な手段だと思われます。崩せるお金は千円札に限られますが、陳列された商品の値段は良い感じ(?)に設定されているので、ほぼ全ての硬貨が手に入るのも利点と言えるかもしれません。
ですが、この②の方法は、販売機によってはうまくいかないこともあるようで……
今回はそのお話をしたいと思います。
それは、つい最近の出来事でした。
職場で昼休みをむかえた自分は、折りたたまれた千円札が一枚だけ入った小銭入れを手に、休憩室にある1つの自販機の前に向かいました。
その自販機は、取出口に紙コップが出たあと、購入した飲料水が注がれるタイプで、自分はそこでいつもコーヒーを買っていました。……安いから。
ただ、いつもと違うのはその自販機用に硬貨を準備していなかった、ということです。
なので、今回は小銭に崩す意味も込めて、千円札を投入口に入れ、いつも買っているコーヒーのボタンを押しました。
あとは、返却口からお釣りを受け取り、出来たコーヒーを取り出すだけ。
……だったのですが……
いったい、なにが起こったのでしょうか? 突然、全ての購入ボタンがちかちかと点滅をしたかと思うと、千円札が投入口から吐き出されて来たのです。
予想外の出来事に、自分は、ただ泡を食うばかり……。
……どうもその自動販売機、ちょっと特殊な【くじ】がついていて、当たりを引くと購入金額がキャッシュバックされる仕様だったようです。購入ボタンがぴかぴか光ったのは当たったことをお知らせするためで、お札投入口から千円札が戻ってきたのもそのせいでした。
そして、なんと驚くことに、自分はそのことを承知で自販機を利用したんですね。……恐ろしい。
その後、自分は出来たコーヒーを左手に、戻ってきた千円札を右手に握りながら、こう思いました。
「世の中は、なんと思い通りにいかないものなのか」……と。
まあ、ほかに缶ジュースとか売っている自販機もあったので、最初からそちらで崩せば良かったのですが、やっぱり、安いからカップコーヒーに行ってしまいました。
そして、これからはちゃんと小銭も用意しておこうと思ったのでした。
……締め方が下手だなぁ。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
なお、冒頭の「小噺」の部分はフィクションで、ログインボーナスの『氷で出来た卓上コンロ』はありません。……あしからず。