いとま

作者：旬

駿「中学生の頃好きな人いた？」

西「おった！めっちゃ可愛かった」

駿「まじ？写真とかないん？」

西「多分、卒業式の日に写真撮ったからあるちょっと待って」

駿「いや、普通にブスやろ」

西「いや、この子性格とか含んでみたらめっちゃかわいいんよ一緒にいたら好きになるつうか、写真より生で見たがいいし」

駿「いや、でも、顔だけ見たらブスやん、普通に」

西「いや、顔だけ見てもそこまでブスやないやろもう一回みろ」

駿「ブスやん何度見ても」

西「ブスじゃないてまじで」

駿「わかったわかった怒んなもう時間やし家帰ろう」

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駿「市電来るの遅いな」

西「いや、もう来るよほら来たちょっと待ってさっき写真で見せた人おるかも」

駿「なんや、間違いだったんか？」

西「うん、普通に違った」

駿「いや、待てあれと間違えるんやったら多分ブスやぞ」