一章 第六話「オカルト研究部 2 」
こんばんは!ごまだんごです。
それではお楽しみください!
「よし、新入部員も集まったということで……改めて、ようこそオカ研へ!」
あの後俺は、オカルト研究部の部室のある一号館に来ていた。
部室は、お世辞にも広いとは言えず、真ん中に大きなテーブルがあり、天井まである本棚に囲まれている。
五人入れれば十分といった部屋だ。
「ハッハッハ!我の魔力に誘われたようだな!」
部室に入ると、奥には例のオカルト女こと、白衣を着た神谷先輩が。向かって右には、
初めましての男がいた。その男の格好は……
「む?新入生、我の漆黒の羽衣を凝視して……ハッ!こ、これは。その……」
おそらく、白衣をただ黒く塗っただけのものを来ているようだ。俺が塗り忘れているところをじっと見ていると、慌てて近くにあったマジックペンで塗り始める。
なんか、申し訳ない気持ちになった。誰か知らないけど。
そこで俺は、神谷先輩にある疑問を投げかける。
「あの、神谷先輩」
「ん?なに?」
「部員って、俺ら三人だけですか?」
「そうだよ?」
……マジか。少なすぎだろ。部員三人って……
衝撃の事実に、驚きが隠せないでいると、神谷先輩はそんな俺を見て、
「あ、でも気にしないで!支給される部費は意外と多いんだよっ!」
、と謎のフォローを仕掛ける。
そこじゃねえ!!!!と言うのは我慢した。
「あの、この部って何をやるんですか?オカルト研究部なんて、中学校にはなかったものですから……」
と言いながらも、薄々は分かっていた。”オカルト”っていうんだから、どうせ心霊スポット巡り、とかそのらへんだろう。
「んー……基本的にはすることがないんだけど、実は、この部活ね……」
「ガラララッ……」
神谷先輩の話を遮るように、扉の開く音がする。
そこには、一人の女子生徒と思われる人物が立っていた。
すると、まだ話の途中の神谷先輩は、その女子生徒に向けて質問をする。
「お?あなたは……」
「あ、はい。実は……相談があって……」
「待ってましたー!」
女子生徒の一言に、神谷先輩のテンションが急に上がる。
その勢いのまま、神谷先輩は女子生徒をそさくさと席へ誘導する。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ、神谷先輩!どういうことですか?」
状況を呑み込めないでいた俺は、そう尋ねた。
「あ、そうね。話の途中だったわ」
神矢先輩は人差し指を上に向け、
「私たちオカルト研究部は、生徒の相談を解決するのが仕事なのよ!」
決めポーズを決めながら、自信満々に言う。
「相談を……かい……けつ……?」
……なんなんだそりゃあ!オカルト関係ないじゃないかああああああ!!!
もはや意味が分からなさ過ぎる展開に俺は……発狂しそうになっていた。
お疲れ様です。いよいよ本題に入っていくのかな?
次回もお楽しみに!ではでは~




