一章 第五話「オカルト研究部 1 」
こんにちは。ごまだんごです。それでは、お楽しみください!
「その話……ちょっといいかな?」
細貝先生(クラス担任)と部活動強制について職員室で話していると、後ろから聞こえる。
もちろん、聞いたことのない声だ。その声の主は……
「―で、どうする?君は、どっちを選ぶのかな?」
「……あの、すみません。言ってる意味が分からないです
「だーかーらー!部活に入らずに退学するか、オカルト研究部に入るかどっちにすーるーのー?」
俺は何故か、意味不明な究極の二択を迫られてる。
「と、というか!あなたは誰ですか!名も名乗らないで、人に迫るのはどうかと思いますよっ!」
「ほほう?このワタシにそんな態度とって言い訳ぇ?」
なかなかにうっとおしいな、この人。
「……、まあいいわ。私は、黒沢アキ。教師よ」
「き……教師?あ、あなたが?」
「悪かったわねぇ!」
先生だった。でも、教師にしては、なんというか……品がない。
「話は戻るけど、どうするの?」
「どうもこうもありませんよ。退学は嫌なので、部活には入ります。でも、オカルト研究部だけは入りたくありません!」
「……無理よ」
「え?」
無理ってどういうことだ?
すると、黒沢先生は白衣の内ポケットから、おもむろに何かを取り出した。
見た感じ、紙のようだ。
「これ、入部届けよ。……あなたの」
そこには、俺の名前が書いており、その下には オカルト研究部希望 と書かれている。
「え、いや。俺、そんなの出した覚えないですよ?」
いや、マジで謎なんだが?昨日の今日でそんなことした覚えはないぞ?
「残念だが、ここに組と番号が書いてある時点で、この入部届はあなたのモノになる」
何が起こってるんだ?
俺の組と番号?誰が知ってるんだ?
しかもなんでオカルト研究部?
オカルト……
……あっ!あいつだ!!
その時、入学初日、俺に執拗に絡んできた白衣の奴を思い出す。
……ん?白衣?
「そういうこと。そして、ようこそオカルト研究部、略して……”オカ研へ”へ!まぁ、あなたってパッと見、ド陰キャって感じだから、オカ研とっても似合ってるわよ?」
「どいん……はぁ?」
黒沢先生は、間髪入れず続ける。
「あと……顧問はワタシだから、なんかあったら呼んでねー。じゃ、バイバーイ!」
……
「は……はめられたァァァ!!!!!!!」
職員室中に響き渡るほどの大声でそう喚いた。
俺の高校生活……どうなってしまうんだ!
お疲れ様です。次回もお楽しみに!ではでは~




