一章 第三話「波乱の幕開け 1 」
こんにちは。ごまだんごです。
お楽しみください!
―第一体育館。
「どーもーっ!バスケ部でーっす!」
「サッカー部です!一緒に汗を流そう!」
「吹奏楽部です。我々は日々、全国優勝を目指して練習に……」
昨日は入学式。そして今日は、部活動説明会がある。
しかし、俺は今のところ、部活に入ることは考えていない。なぜなら、今まで小中ともに帰宅部だったからだ。
説明会は二時間を予定している。直前にもらったパンフレットによると、部活は体育系、文化系合わせて、二十強ほどあるそうだ。
どの部活にも入る予定のない俺は、この時間がとても退屈に思えた。
そして、ちょうど二時間が経ちそうになった時、聞き覚えのある声がマイクに乗って耳に入ってくる。
「え……えっと、お、オカルト研究部でs……」
「キーーーーーーーーーーーーーーーン」
マイクに慣れてないのか、それとも緊張しているだけなのか、かなりの音量の声とハウリングを響かせる。当然、生徒の中には耳をふさぐ者もいた。
そして、その声の主はもちろん……
「あっ、ごめんなさい!えっと、部長の神谷です!三年です!えへへ」
昨日、絡んできたオカルト女子の神谷先輩だった。ちゃんと制服を着ているのは、初めて見た。
―説明会終了後。
体育館から教室へと移動する一年は皆、部活の話で持ち切りなようだ。
「えっと……光岡君はもうどの部活に入るか決めた?」
「……え?俺?」
一人歩いていると、クラスの男子(?)にそう聞かれる。
……誰だ?
取り合えず、返事はするか。
「いや、まだ決めていないかな……」
「おっけ!ありがと!」
それだけ言って、彼はまた別の奴に同じ質問をしに行った。
……なんだあいつ?全員が全員、わざわざ部活に入るとでも思っているみたいだな。最近の若者は意味のない会話が好きなのか?いや、俺も若者なんだけど。
というか、知らないやつに自分の名前を知られているってなかなかに、気味が悪いな……
そんなこんなで教室に戻ると、ホームルームが始まった。
そこで、俺は衝撃の事実を知ることとなる。
「えー、皆さんには一週間以内に……どの部活に入るか決めてもらいます」
担任は教卓に立つと、当然のように言う。
一週間以内に、自分の高校生活を決めるといっても過言ではない"部活を決める"ということをしなくてはいけないのか……ご愁傷様、俺以外のみんな。
「……で、みんなはもう知っていると思うけどこれ、"全員強制"だからね。」
……まじ?
これから、俺の高校生活に波乱が起きる……かもしれない。
お疲れ様です。ちなみに作者は、部活はあまり好いてませんでした。
次回もお楽しみに!
ではでは~




