転生する事になったら猫人になるようです
初投稿です。至らぬ点もあると思いますがよろしくお願いします。
「あら、目が覚めたみたいね」
ん?誰だこの人。それにここはどこだ?
「私が誰か知りたいって顔してるわね。私は下級女神の1柱レイナ。そしてここは私たちの間では転生の間と呼ばれているわ」
「転生?つまり僕は死んだと言うことですか?」
「まぁそうなるわね。死んだ理由教えて欲しい?」
「大丈夫です。自分がどうやって死んだかは知りたくないです、それよりまだ読み終えてないラノベがあったのでそっちの方が心残りです」
「そう、大抵みんな死んだ理由を聞いて来るんだけど。まぁいいわ。それと貴方の記憶は知識以外は全て消させて貰ったわ。」
そうか、だから自分の名前とかが分からない訳か
「それで転生と言ってましたが僕はどうなるんですか?」
「ああ、そういえばまだ伝えて無かったわね。転生先での種族はランダムで決まるのだけど貴方は猫人に決まったわ。」
「猫人?それは人間に猫の耳や尻尾が生えた感じですか!?」
「え、えぇそうよ。貴方の知識にあるような姿とほぼ同じよ。それと転生する人には特別に能力が主神様より与えられるのだけど貴方の能力は創造魔法に決まったわ」
「ほんとうですか!あの創造魔法ですか!?」
「えぇ、なんか急にテンション上がったわね。ちょっとビックリしたわ」
「当たり前じゃないですか。創造魔法はラノベを読む男なら誰もが1度は憧れるものですよ!」
「そ、そうなの。1度は憧れるのね。確かに創造魔法があればあの人も…くふふふふ」
「あ、あの早く僕を転生先の世界に送ってくれませんか?早く創造魔法使いたくてウズウズしてるんですよ」
「ごめんなさい、私としたことが取り乱してしまって。そうね、送る前に転生先の世界について説明させて貰うわ。構わないでしょ?」
「はい、世界の情報は必要ですもんね。でも早くしてもらえますか?もうウズウズしすぎて堪らないんです!」
「分かりましたわ。では手短に、貴方が転生する世界はカルファリアという剣と魔法の世界です。その世界ではダンジョンというものがあり世界の国や人が日夜ダンジョンの攻略に向けて勤しんでいます。それと魔物や魔王といった存在もあり自らが魔王になっても良し魔王を倒す勇者にもなっても良し、はたまたダンジョンマスターになるのもダンジョンを攻略するのもすべては貴方の選択次第です。」
「なるほどそういう感じですね!それはもう最高です!」
「ふふふ、最高ですか良かったですね。それでは貴方を剣と魔法の世界カルファリアに送りますね。」
これで今から僕の異世界生活が始まるんだ!楽しみだな〜
「幸多き転生にならんことを」
いかがでしたでしょうか?誤字や脱字があれば教えて下さい。それと直した方がいい点なども教えて頂けると嬉しいです。
ではまた次のお話で