そこにいる…
そこにいる…
いつもね…そこにいるんだ…どうして誰もミエナイの?どうして?ほら?そこにいるじゃん…お姉さんが…
子供って見える子たまにいますよね…それを実感する出来事が有りました。私が従弟の小学生の女の子と散歩してた時のことです。いつもと違う所に行きたいって言う女の子のためにいつもと違う道を選びました。すると変な事を言い出したんですよね。
女「ねぇねぇお姉ちゃん」
私「ん?どうしたの?」
女「この道やだ!」
私「どうして?」
女「だって……何でもない。」
私「そう?」
いつもとちょっと違う態度に可笑しいなと私は思いました。その女の子から目を離さない用にしないとと思い…何度も顔色を伺いました。すると…ある一点を見つめてる事に気付いたんです…その先は…森なんですけど…散歩コースになっていて入口がとても暗くて…先には行きたくないような雰囲気でした。
私「どうしたの?あそこ気になる?」
女「ううん…何でもない…」
私「何かあるの?」
女「大丈夫…」
何を聞いても教えてくれませんでした…きっと始めての道だし…あの散歩コースが暗いから怖くて見つめて居たんだろう…その時はそう思っていました。帰り道のことです。
女「やっぱり居る…」
私「何が?」
女「お姉ちゃんには見えないの?」
私「……え?」
女「どうして見えないの?ほら。あそこに居るじゃん…お姉さんが…」
私「……み、見えないよ?」
女「本当だもん!居るよ…」
私は鳥肌が立ちました。暗くて怖いのに上に…嘘を付く子じゃなかったからです…。もし何か合ってからでは遅い…そう考えたら…この子を守らなきゃと私はすぐに思いました。
私「嫌な予感がするから帰ろっか!」
すると…
女「あっ。お姉さんがこっちに来る…」
私「えっ…走って!」
女「う、うん。」
それを聞いて手を繋ぎながら私達はダッシュしました。ふと気になってしまい後ろを見てしまったんです…そこには…確かに…暗い入口の前に女の人が戻って行くのを見てしまったんです。なんで見えなかったのに…振り返った時一瞬見えたのが今でも謎です。
女「あのお姉ちゃん大丈夫かな?」
私「どうなんだろうね…」
私はあのあと女の子を家に送り…それからあの暗い散歩コース付近には近付かないようになりました。もちろん女の子にも近付かないようにしようねと言い。近づけさせませんでした。それからあの女性がどうなったか分かりません。今だに居るんでしょうか…あの散歩コースに…
作品を最後まで読んで下さった方…一話でも読んで下さった方ありがとうございました!ちょっと書き方が酷くて始めてな感じが出てますが…暖かい目で見てくれると嬉しいです。あんまり怖話ではありませんでしたね。実際に起きると怖いんですけど…怖さは表現出来ませんね。登場人物は異なる場合がございましたがご了承下さい…。
最後に見えないだけで貴方の近くにも何か有るかもしれませんね。ほら?そこにいる…




