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そこにいる…  作者: キャンディポップ
通学路
5/7

隣の部屋に

隣の部屋に


今日の体験談は…不気味な夜の出来事です。私の部屋の隣の兄の部屋から聞こえる不気味な音について…ではさっそく…


私「お兄ちゃんさ…最近夜中起きてない?」

兄「え?急にどうした?寝てるけど…」

私「最近暑くて夜…起きちゃうんだけどさ…」

兄「うん。そんで?」

私「お兄ちゃんの部屋から音が聞こえるんだけど…必ず…」

兄「えっ…必ず?」

私「ねぇ…本当に起きてない?」

兄「起きてねぇって笑てかそれ何時頃?」

私「えっ……どうしよう。怖いんだけど…。夜中の2時頃だよ」

兄「起きるお前も凄いな…」

私「しょ、しょうがないじゃん!起きちゃうんだもん!てか本当に怖いんだけど‼」

兄「いやいやいや!俺の方が怖いし!そんなこと言われたら気になるじゃん!」

私「あー…もう夜起きるの嫌……」

兄「ちなみにさ…どんな音聞こえる?」

私「うーんっとね…言わなかったけど…結構前から聞こえてて…」

兄「早く教えろよ!」

私「起きてると思ってたの!でも…流石に可笑しいなって思って…」

兄「…で?どんな音が?」

私「初めて聞いた音は…何かを蹴る音だったかな物音…」

兄「…俺寝相悪いのかな笑」

私「かもね笑」

兄「いや。否定しろよ!」

?「あら?物音のはなし?」

私「お母さん!ビックリしたなー!」

母「ごめん。ごめん。ついつい反応しちゃって…」

兄「母さんも何か聞こえるの?」

母「寝室ちょうどお母さんの上じゃない?何か物を落としたような音が聞こえるのよねーまぁ気にしないけど…」

兄「………物を?」

母「さて買い物行ってくるからあとよろしく」

私「はーい!」

        バタン

私「で、話戻すけど…最初がそう…なんかドスっとさドサッ見たいな音が聞こえたの」

兄「…物なんか落とさねぇし…寝相そこまで悪くないしな…」

私「で…まぁ一番可笑しいな…これは聞かなきゃって思う切っ掛けがあってさ…」

兄「なんだよ?」

私「……電気の着ける音と消す音が…何回も聞こえるの…」

兄「……は?……いやいや!やってねし!リモコン遠いからそんなこと出来ないし!」

私「む、夢遊病なんじゃない?笑」

兄「ははーそうかもなー笑のわけあるか!」

私「ご、ごめん。冗談だから。でね…その日怖かったんだけどさ…寝つけなくて…着けたと思ったらすぐ消すし…消したと思ったらまた着けるの…流石に怖かったよ…」

兄「俺…今日寝れねぇんだけど…」

私「お疲れ様です笑……あと…そのー」

兄「何…もしかしてまだあるの?」

私「うん……そのまさか…ちょっといいずらくて…」

兄「何……」

私「そのー…。ちょっと待って…すぅー…はぁー…。よし!一つ!女の人と話してない!?2つ!タンス開ける音が聞こえるんだけど!以上!」

兄「……笑えない…え?まじで?」

私「嘘じゃないもん!怖いんだからね!」

兄「女の人とは話してない…うん…」

私「声聞こえるんだけど…」

兄「ねぇ。これ以上怖がらせないでくれ…寝れねぇ…」

私「…本当だもん…」

兄「女とか…も、もしかしてユーレイか?」

私「ど、どうだろうね…ははは」

兄「はぁ…参ったな…で?後はタンスか…いや夜中に開けないし…てか寝てるし…ポルターガイストかなぁ…」

私「だよね…私…睡眠薬欲しい…途中で起きたくない…」

兄「俺…部屋で寝たく無いんですけど…はぁ…しょうがない!今日ちょっと起きてて見るよ!な?」

私「うん…無理しないでね?」

兄「おう!」


この日兄は本当に起きてたらしく…さっそく次の日に何があったかを話てくれました…

兄「ふぁ…ねみ…」

私「で?どうだった?」

兄「んー。何もなかった。てか元々家古くてギシッギシッ言ってるし気にしないのが一番だ」

私「うんそうだね…」


兄は結局その日何が合ったか教えてくれませんでした。それから物音はまだ聞こえたりする…とお母さんは、教えてくれますが…私はあの日以来ぐっすり寝れる様になり…物音を聞かずにすんでいます。今夜中に起きたらどうなんでしょうか?あの物音は今でも聞こえるんでしょうか…怖くて起きてるなんて事はしませんが…これからもきっと音は鳴り続ける…そんな気がするんですよね



今回は部屋から聞こえる不気味な音……あの物音はいったい?真実は兄でも分からないでしょう…そんな気がします。さて…次回はどんな話でしょうか…




実際に居る人物と少し異なります。

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