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そこにいる…  作者: キャンディポップ
通学路
4/7

2回目の悪夢

2回目の悪夢


あれから数ヶ月後のことでした。部活で雨の中練習していたら…体がだるく…また熱を出してしまったんです。

私「お母さーん頭がいたいし…なんかダルい。」

母「また熱出したの?」

私「分からない…」

母「ほら。計って」

私「はーい」

ピッピッ

母「何度だった?」

私「37.8だったー」

母「じゃあ寝てなさい。」

私「……いやなんだけど…」

母「熱出したのが悪いんでしょ!ほら!」

私「わ、分かったよ…」

前の事もあり…いくら寝惚けて見た夢でも怖いものは怖くて…寝ることにためらっていました。


母「ちゃんと暖かくしてなさい?今お粥作ってくるから」

私「うん。分かったよ…」

私は前みたいになるのが嫌で…今日は寝ない!そんな気持ちでいました。…ですがいつの間にかまた…夢と現実の境目だったんですよね…いや。夢かも分かりませんが…

私(あれ?何処からか音楽が聞こえる…)


それは何故だか徐々に大きな音になりました…

私(うるさい…ギターの音がする…)

その時です。またギシッ…ギシッ…と上がってくるんです…誰かが…

私(い、いや…こ、来ないで!)

そして案の定…私は金縛りになりました…もういや!…お母さん…と心で助けを求めた次の事でした。


?「お願い…助けて…」

女の人の声が耳元でするんです…その声が聞こえた瞬間…金縛りがまた溶けたんです。私はもちろん…目を閉じながら


私「いやぁぁぁぁ!!」

母「どうしたの!?」

私「はぁ!はぁ!はぁ!」

今回階段を上がっていたのは…母だったのです…その母の声でようやく私は目を開けました。

私「い、今!女の人が…助けてって!」

母「また寝ぼけて悪夢を見たんでしょ」

私「違うもん!」

私は思いました。確かに寝ぼけて居たけど…だったら声なんて聞こえないし…何よりお母さんが階段を上がる音を意識して聴いたからです。


母「…熱でうなされてたんだよ。」

結局母にも信じてもらえず…このあと私は考えると部屋に居たく無くなるので…考えずに深い眠りにつきました。今でもあの時のはきっと現実だと想いつつ…夢かも知れないなんて頭の隅で思っています。それ以来怖くて熱なんて出さないようにしてますが…またあんなことがあると考えると…何か対策を考えたい。なんて

思います。



悪夢…この体験は、夢なんでしょうか…それとも現実?そんなの誰も分かりませんね…さてこの話は終わりですがまだ…怖い体験談は続きます…さて次の体験は?





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