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イラスト部 皆に自己紹介①

イラスト部ルールその参 自己紹介の時は特技、任されている役割を言うこと

「俺の役割を言うの嫌なんだが」




「さてと、そろそろ自己紹介に入りますか。ってことで一年生からね」

 といきなり言う木村先輩。俺らは慣れてると言えば慣れているが……

きゅう過ぎねぇか?」

「いいじゃないの。それにね、そろそろ自己紹介しないとだめな気がするのよね。って事で、1年生から自己紹介いっちゃおう!!あ、特技と役割を言うこと」

 だめって何がだめなのか一切分からないまま、自己紹介に進んでいく。つーか役割言いたくねえ……

 そして、木村先輩はこっちを向いて頷く。渋々頷き返すと木村先輩は笑って1年生の方を見る。

 やだなあ……そう思いつつもいつものノートを出す。そして……ノートに髪型、特徴分かることを書き連ねていく。そうこれが、俺の役割である

『記録係』

 人の目についたもの、相手の長所、短所すべて書く。

 あと多分見た目はダメなやつのような気がしてならない。だから気にしないことにした。そうしないとやっていけねぇんだよ!!

「1年 中井 未耶香。ええっと……とくぎは……パパにきくこと……かな?」

 そう言って座る。それ特技なのか……?

 次は、えっとあの紫がかった髪の長い一年か

「同じく1年 八神 夏希です。特技は瞬間……一瞬でも見たもの、聞いたことは忘れません。あと、そこの先輩にハ-レムの一員と認められるよう、がんばります!」

 がんばらなくていい。そして第一ここは俺のハーレムじゃねえし。

「じゃ、2年生ね」

 そう木村先輩が言うと、元気よく夢田が立つ。お前からってことだな。

「2年生 夢田 彩夏。特技っていうより自慢は、運がとても良いこと。で、光君のハーレムの中でも一番を狙ってるからよろしくねっ」

「何言ってんだ、お前は!!」

「えへへ」

「えへへ、じゃねえ!!」

 ったく、こいつは昔っから変わんねえな。

 んじゃ、俺だな。

「あ、ひーくんは後でね」

 藪から棒にそんな事を言われる。

「何でだよ!!」

「んー、何となく」

 何となくで決められてたまるかぁぁぁあああ!!


 だけど、それは無視されて進んでいく。……うん、わかってたよそれくらい

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