表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

第04話~夢の続き~

その美しい女性は俺をみながら微笑んだだけで

『なにか願いごとはありませんか?』とだけ尋ねてきた。


俺は戸惑いながら聞かれたこととこの状況を考えてみる

なに?これはなにごと?俺の願望が起こした幻?

ますます混乱してきた俺はつい聞いてみる

『願いごとですか?なんでもいいのですか?』

『はい。いいですよ』

『……』


俺はとりあえずこの状況は理解の外だったが

なんでもありの夢の世界、これも俺の願望がおこしたことなら

これはこれでありなんだろうと自己完結して楽しむことにした

夢だと思い込んでいるせいか妙にそれに納得して

すぐに冷静になって考えてみる。

もう宇宙空間は非常に飽きていたし

もっと別の場所で夢の続きを楽しみたかった

だから俺は思ったことを口にした

『それなら他の場所に移動させていただけませんか?』

『他の場所ですか?例えばどんな場所ですか?』

『はい。えっとですねぇ』


まぁ、夢だからなぁ。なんでもいいよなぁ。

暇なときに試したのだけど、他の場所にいけなかったし

きっと、俺のなにかが邪魔をしているのか

自覚がないから否定したいけど、俺の願望が裸族なのか

服があらわれなかったし

なにか遊び道具をだそうとしても何もでなかった

マイクとかMDプレイヤーとか

この際、俺の願望が本当はひとりではなく

自分では気づかなかったけど

誰かに別の場所に連れて行ってもらいたかったから

こういう女性が現れたのかもしれない。

これは否定しないけど

一度でいいから、こんな見たことのないような

美しい女性と一対一でお話してみたかった願望が

遅ればせながら夢の中で実現したのだろう

そう思うと、おもいっきり楽しみたいし楽しむことに決めた。

でも、こんな宇宙空間でしかも、裸では

常に油断なく股間を隠して話すしかないではないか

だから俺はこれを改善したい

否、しなければならない。

だから俺はまず確実に自分の土俵で優位にたてる

しかも話題にことかかない場所にいくことを決意した。

『最近までやっていたゲームの世界に連れていっていただけませんか?』


美しい女性は俺を見つめながら、何か考えていたが頷きながら

『その世界でいいですか?』と聞いてきた


俺はいきなり題名もいってないのに、その世界と断言した女性に戸惑いながら

『あの・・・俺の。いえ僕の言っているゲームの世界がどこか判ります?』

とおもわず聞き返してしまった。

美しい女性はやわらかく微笑みながら

『ええ。わかりますよ。ですが、そのままの世界ではなく似たような世界はあります。

そこでいいですか?』


俺は疑問に思いながらも、あれ?俺の土俵じゃないの?

夢なのになんか俺の願望のとおりのとこにいけないという答えに違和感があるし

俺が遊んでいたゲームのそのままの場所にいけないのはまずいなぁ

あそこなら、俺ってお金持ちだしなによりもいろいろとプレゼントできるものとか

おいしい料理とかいつでもだせるのに、あそこじゃないなら

どうしようか?でも、美しい女性はなんか俺の返答を微笑みながら待っているし

このなにもないとこよりは、ましだろう。夢だし・・・いいか

『えっと、そこでいいです』

『では、他に希望はなにかありますか?欲しいものとか』

え?他に希望?欲しいもの?なにそれ?考えてなかったよ

どうしよ・・・希望ってなんだろう?すでに場所は決まったみたいだし

『希望ですか?そうですねぇ』


俺は少し考えて、どうせ夢だし、この際いろいろとお願いしてみようと思った

夢ならどんな事でも叶うはずだから(たぶん

とりあえず現実の俺は、怪我で瀕死になっているし

怪我をしても、すぐ直ったり死なない体がいいな

現実の俺は今年で40歳になるから、若い体がいい

夢なんだから20歳そこそこ若返ってもいいだろう。

それなら、もっとかっこいい俺っていいんじゃない?

すごくむきむきしてるとか(笑

かなり無茶なお願いかも知れないけど、夢なんだからいいだろうと軽く考えて

『それなら、決して死なない体をください。できればもっと若返って

いつまでも若い体がいいです。それと、あなたのような美しい容姿が欲しいですね。

それと着る服とそれと~・・・』


調子に乗っていろいろと願いごとをしてしまった。

あなたのような美しい容姿(笑

これは、つい口からでて、当初の希望からずれたけど

まぁ、あまり気にしない。夢だしすぐに醒めるだろうしね

調子に乗ってさらにいろいろとお願いしてしまった

自分が遊んでいたゲームだけでなく

他のゲームの力もお願いしてしまったけど

これはついおもいつきで挟んでしまったのだけどね

美しい女性は楽しそうに微笑みながら聞いてくれていたし

その綺麗な目元とすべてを包んでくれるような瞳に

見つめられて、もう途中から自分でも何を話しているのか

解らなくなってしまっていた。

もうこの会話に夢中で舞い上がっていたからか

次第に話が希望とかから遠くずれていっていたのだけど

それすらきづかないでいた。

彼女はときどき、絶妙な合いの手をいれてくれて

本当に驚くくらい聞き上手で

僕はもう、夢ごこちで、夢なら醒めないでくれと強く願いながら

この絶世の美女との会話を楽しんでしまった。

いまだに前かがみに股間を隠したままだけど・・・

こんな美しい女性と楽しく会話するという長年の夢が

いつのまにかもう叶っているじゃないかという事に気づいて

幸せすぎてもう、これこそ夢の中という感じになっていた

覚えている最後のほうは

僕が助けた女の子のこととか、泣いていた後輩のこととか、家族のこととか

僕のいままでの人生のこととかを話していて

彼女は本当にいろいろなことを嫌がらずに親身に聞いてくれた。

それだけでなく、彼女は、夢なのにいろいろと教えてくれた。

なんでも僕が助けた、その女の子は成長すると世界の多くの人を救う病気の

特効薬のようなものを発明するという偉業を成し遂げるらしい。

後輩なんて、奥さんの間に4人目の子供ができて、生まれた男の子に俺の名前をつけたとか

僕の家族は、みんなすごく悲しんで、そして僕のことを誇りに思ってくれているとか

この美しい女性が来たのは、僕が女の子の命を救ったことへのお礼なのだとか

夢なのに、妙にリアルな内容に少し疑問にはおもったし

彼女が脚色をまじえてまで僕を勇気づけようとしてくれていると思っていた

僕はいままでのひとり寂しい宇宙遊泳の反動のせいか

そんな脚色のことは些細なことに思えていてどうでもいいことだった。

それよりも、人生初の絶世の美女との会話が楽しくて仕方がなかったし

いつになく饒舌(じょうぜつ)でハイテンションな僕には、そもそもそんな疑問なんか

あっさりと忘却の彼方に飛んでいっていたし

この圧倒的な絶世の美女の前でいつのまにか自分のことを俺から僕に変えている

自然な自分に気づいて、ああ、これからは自分のことを僕と呼ぼうと

変なことの決意していることのほうがおかしく思えた。

あいかわらず股間を隠しながら会話を楽しんでいる僕に

その美しい女性は、にこにこしながら

『では、最後に私からもいくつかの贈り物も差し上げますね。

貴方の人生が幸福でありますように』

そういって、悪戯(いたずら)を思いついたような微笑を浮かべて目をきらりと輝かせながら

僕のひたいにキスをした

あれ?なんか直感的に今のがこのひとの真実の姿なのかと思ったけど

そのあとのキスでどうでも良くなった。


ああ・・・ひたいに柔らかい唇の感触がと幸せを感じながら

僕は、意識を失った。


それが夢の中と思っていた僕の最後の記憶だった。


もう、悩みすぎてちょっとブルーです。

文章が長く読みずらいかもしれませんが、もう私は日にちを置いて構成を修正しない限り今すぐには、無理とはいいませんが、どうも修正する気力が残りませんでした。なにが悪いのかというより、どこを修正したら読みやすくなるのか;;


本当は昨夜の0時に投稿予定が半日ずれてしまいました。

直前で、重大なミスを発見、即修正。あれ?なんか文章めんどくなってない?

と思いながら、ちまちまと微調整しつつ気づいたら深夜2時・・・

うっかりと保存もせず、更新をおしてしまうなど、私自身なにをやってるのか

訳わからない状態に突入中。なのでいったん、きりのいいとこで書き終わり

いずれ文章の構成と詠みやすさを追求したものに変えていこうと思います。

それまでは、放置です。あいからずご了承ください(いや、お願いします;;)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ