魔王さんにコインを渡す
そして、翌日
魔王さんの魔王城へと着いたので
魔王さんに挨拶をする
《魔王さんお久しぶりです》
《おお、ノリヒトではないか。元気だったか?》
《はい。なんとかやっています》
《それは良かった。それでそちらの方々は?》
《ああ、この二人は俺の旅の仲間なんだ》
《ノリヒトよ、コインは集まったのか?》
《はい!集まりましたこちらです》
《うむ、間違いないなこれでお前は元の世界に帰るための手だてを得ることが出来た》
では、帰還のための準備を始めようとしようと魔王さんがいうので俺は
《よろしくお願いいたします》
という
ゾランは
《ノリヒト!僕、君の世界に行きたい》
と言い出した
魔王さんが
《ふむ、これはなかなかに面白い》
と言ってたけど
《ゾラン?俺の世界はこことは違って魔物もいないし
仕事を見つけてこなさないとお金貰えないから生きるの大変だぞ?》
と言うがそれ以上に
《僕は、君が好きだからどんな困難も乗り越える》
という始末
《了解。すみません魔王さんゾランも一緒に俺のいた世界にお願いいたします》
《あいよじゃあ準備するから今日はここに泊まってきなさい》
魔王さんの魔王城で今夜はお泊まりとなった
その夜
《ノリヒト、僕はずっと君のそばにいるからね》
《ああ、よろしく頼むよ》
《ああ、任せてくれ》
こうして俺は元の世界に戻るために魔王さんと一緒に異世界転移することになった
魔王さんは、勇者と魔王の力を合わせることで異世界への門を開くことが出来るという
俺と魔王さんが手を繋ぎ魔王さんが呪文を唱える
《我の名は魔導王、魔王なり我が力によりて異界への道を開かん。汝の名を述べよ》
《俺は、ノリヒト。元の世界に戻るために此処に来た者》
《ならばその道を切り開け!》
《はい!》
眩しい光が辺りを包み込む俺達は光に包まれていった
俺とゾランは魔王城の近くにある小さな祠にいた
《あ、そうかアイラさんはこっちには来ないのか》
《らしいね》