憲法記念日
憲法記念日、1946年に現行憲法が施行された日ですね。
現行憲法は、進駐軍が二週間で作成した英文を翻訳しただけのやっつけ仕事ですから、不備や欠陥を抱えた内容です。
まず、緊急事態宣言の条項がないのは、この憲法は廃棄されることを前提にした設定だからです。
何故なら今回の非常事態宣言の前に緊急事態宣言を発令したのは進駐軍でした。進駐軍が我が国を監理している状況下では軍隊も不要ですし、国内の治安維持も進駐軍が最終的に実力行使するので、進駐軍に不要な条項は省略されたり、制限を盛り込んだ内容にせざるを得ないのです。
ですから、我が国が独立を回復した時点で現行憲法は廃棄し、自主憲法を制定するのが国際常識でした。
同じ敗戦国のドイツは何十回と憲法改正を実施して、敗戦直後は禁止されていた軍隊を保有しています。
我が国のみ、国際社会とは異質な、異端者となっている現状は好ましくありません。
憲法とは我々国民が生活する上で規範となる法令ですから、我々国民が自主的に改廃を自由にできることが必須条件です。
家で言えば、現行憲法は築造七十年を超える借家で、増改築などができない状態です。
このオンボロ借家(欠陥住宅)に愛着を感じる心情は理解できますが、やはり新築の我が家(自主憲法)を持ちたいという願望を叶えるのが一般的でしょう。
住み易いよう増改築も自由にできる我が家のような憲法を持ちたいものです。