軟弱ヒロイズム
大地震僕ら騒ぐの
助けてヒーロー死にそうだ
ゆらゆらと僕ら叫ぶの
どこにいるの? 返事して
遅いよ何してるの
僕ら声しか出せない
ヒーローみたいに動けない
僕らはノイジー傍観者
だって僕だって動けたら
君を助けられるのに
ヒーローに頼らなくていいのに
雨続き僕ら騒ぐの
助けてヒーロー溺れそう
ざあざあと僕ら叫ぶの
どこにいるの? 返事して
どうして何故まだなの
僕ら声しか出せない
あなたみたいに走れない
僕らは無力なエゴイスト
だって僕だって走れたら
言い訳だって気付いてる
あなたに頼りきりなんだって
でも声しか出せない僕が
君を見つけられたら
大災害僕ら騒ぐの
助けてヒーローここにいる
精いっぱい僕ら叫ぶの
どこにいるの? 返事して
君を見つけられたって
声しか出せない僕らが
あなたに届けるんだ
僕らの軟弱ヒロイズム
そこにいるんだよって
声しか出せない僕らが
ヒーローに届けるんだ
僕らの軟弱ヒロイズム
短編小説にできたら良かったんですけどアイデア書き殴りのような詩に。
現実のSNS廃人とか一般人でもいいしローファンタジー世界のヒーロー組織の事務員とかでもいいなあ…という想像をしていた。
適材適所で助け合えたらいいですよね。