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初恋。

 

 あなたのことが好きだと自覚したのは、いつのことだろう。あなたとよく目が合うな、なんて思っていた。それは、私があなたのことが気になって無意識にあなたを見ていたからだって、気がついた。


 遅い、遅い、恋心。


 気づいた途端、胸が切ない。苦しい。初恋は叶わないっていうけれど、本当なんだね。


 低くて、優しい声。

 温かくて、大きな手。

 垂れ目のあなたの笑った顔。

 照れたときに髪を触る癖。


 明日は声をかけよう。

 明後日は声をかけよう。

 明々後日は…


 なんて、思っていた。


 でも、もうあなたはいない。



 あなたはいないのに、日常の歯車は狂うこともなく、止まることもなくただ静かに回り続けている。それは、私がこの世界からいなくなったとしても回り続けていくのだろう。



いつもは読むばかりですが、書いてみました。文章にするのって、とっても難しいですね。長編書ける人すごい...٩(ˊᗜˋ*)و

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