第三十四話 ゴジラサウルス
分身たちを岩山に残し海を渡り島に上陸した。
海はとりあえず後で探索するとして島を回ってみるかな。
島の内陸部に進んでみたが木々が溢れかえっているが、意外と静かで鳥の鳴き声などは一切なく風が木々を揺らす音だけで不気味な静けさで包まれていた。
なんでこんなに静かなのだろうか。
進んでみると地面が柔らかくなっていたのでふと足元を見てみると恐竜の足跡があった。
どうやら最近できたものらしいなこの近くに恐竜がいるみたいだ。足跡がえぐれてないので歩いていた時についていたものだろう。
この付近を調べてみるとようやく恐竜を見つけることができた。こいつはゴジラサウルスという恐竜だな。このゴジラサウルスは気配を殺しているようで、発見したというのにまるでここにいないといった不思議な感覚が得られている。
ゴジラサウルスが、歩いているので俺も1kmの範囲を保ってあとをついて行ってみる。
どうやらゴジラサウルスの罠にはめられたらしいな。俺はゴジラサウルスの動きを感知できないから今まで気づかなかったが、後ろと左右に1匹ずつゴジラサウルスが少しずつ逃げ道をなくすように立ち回りながら今もゴジラサウルス達は動いている。
俺が追っていたゴジラサウルスがわざと自分の存在に気が付かせておとりになっていたというわけで随分と頭のいい連中だな。
俺が気付いたことにゴジラサウルスが気付いたのか四方から一気に距離を付詰めて前後左右のゴジラサウルスが俺を取り囲み迫ってきた。
俺はすぐに臨戦態勢になるために構えようとしたが相手の動きのほうが速かったらしく両肩、顔、胴体を噛みつかれ、牙が食い込こまれたが俺は回転してすべてのゴジラサウルスを俺の肉体ごと引きはがし肉体を再気ですぐに再生させる。
引きはがされたゴジラサウルスは空中で態勢を整えて、地面に着地した瞬間地面を蹴ってこちらに4匹がまた向かってきた。
ゴジラサウルスが蹴った地面がえぐられている今度はさっきよりも早さもパワーも段違いの勢いで迫ってきているようだ。
俺は上に飛んで躱してゴジラサウルス同士がぶつかるのを誘ってみたが、下をてみると4匹のゴジラサウルスは互いにぶつからないように躱して俺のいたところに留まり俺が落ちてくるのを待っているようだ。
俺はそのまま重力に身をゆだねて真っ逆さまになる。右手に気を纏いその瞬間に跳気を地面に向かって使い加速して1匹を確実に殺すが、ゴジラサウルスはすぐに反応してバックステップでかわして距離をとり、睨み合う形となって俺とゴジラサウルスは様子を伺いどう出るか悩んでいる。
しびれを切らしたのかゴジラサウルスの1匹がこちらに突進してきたのでカウンターの右フックを入れて倒す、そほかの2匹はまだその場にとどまって俺の様子を伺っているようだ。
睨み合ってしばらくたち、いつまでたっても睨み合っても仕方ないので俺から攻撃を仕掛けることにした。
俺は地面に向かって気を放つ技地気を使って牽制攻撃を放ち、その伝わる衝撃に一歩遅れて追随していき俺は両手に気を纏い必殺技崩壊拳を使い2匹を消滅させた。
「ふー」
ゴジラサウルスはかなり強かったな。まず皮膚が今まで現れた敵よりも堅かく、ほとんどの能力が今まで会ってきた度の恐竜よりも圧倒的に上だった。集団で襲ってきたらまずそうだが、今まで通りなんとかなることはできない敵だなだろう。
俺はそのまま先にしばらく進んで行くとまた6匹のゴジラサウルスが現れた。地気と崩壊拳の合わせ技を使いさっきと同じ感じで意気に5匹を倒したが、1匹に逃げられてしまった。
逃げ足の速い奴だな。木々を躱しながらものすごい速さで逃げていくのが見えた。
逃げられてから5分後さっきのゴジラサウルスだろうか、数百くらいの仲間を連れて戻ってきたみたいだ。
これは全力でやらないとまずそうだな。
俺は全身から気を放出して集団でこちらに向かってきているゴジラサウルスに向かって俺も走りだしゴジラサウルスに近付き数匹を拡気で怯ませストレートパンチで倒す。気を纏った俺のほうが動きが速いみたいなので、俺は距離をとり拡気で怯ませてからストレートパンチで数匹を倒すを繰り返していた。
しばらくしてゴジラサウルスも学習したようで、俺の拡気を躱すようになってきたので俺は地気を使い周囲の地面を爆発させてゴジラサウルス達の体制を崩し、体勢を立て直すゴジラサウルスを急いで殴って倒すがこの攻撃で減らすことができるのは数匹くらいなのできりがない。
仕方ない少々血が出てその匂いでほかの恐竜も呼び寄せてしまうが切ったほうが手っ取り早いな。俺は手に気を集中させてその気を伸ばして、斬手刀を発動させる。
一応確認のためゴジラサウルスを数匹試し切りしてみると頑丈なゴジラサウルスもスッパリと豆腐のように何の感触もなく切ることができた。胴体ごと切れたのでゴジラサウルス達を切って切って適当に切りまくる。
どうせ少しでも血が出てくれば匂いを嗅ぎつけてくるのだからもうただ切っていればいいだろう。
ゴジラサウルスを斬手刀でほとんどを切り裂き倒していきあたりがゴジラサウルスの死体と血の海になったが最後の1匹がどのゴジラサウルスよりもなかなか強かった。俺は斬手刀が全く当たらないので斬手刀を解いて自信のある素手で戦うことにした。
俺はひたすらパンチを繰り出すがすべて躱されてしまうそのゴジラサウルスも隙を見ては噛みつきや引っ掻きや蹴り攻撃をしてくるが俺もそのをすべての攻撃を躱す。
決着つくまで長くかかりそうな戦いになってきた。ゴジラサウルスとの一進一退の攻防が続いたが、ようやくゴジラサウルスの動きが鈍くなってきている。体力がなくなってきているのだろう俺は地下訓練室でほぼ休まず鍛えているのと、1ヶ月耐久戦闘訓練を行っているから持久力は鍛えているからな。
ゴジラサウルスの動きがだんだん動きが鈍くなってきているので俺は、拡気を使い相手をひるませ、ゴジラサウルスのいっきに懐まで潜り込み右手に気を集中させて必殺技崩壊拳を胴体にクリーンヒットさせて消滅させた。
俺は疲れたので休憩することにした。木の上に登り枝の部分に寝っ転がり休憩することにした。
いやーしんどかったなー。新しい土地にきての初戦闘はかなり手ごわい敵だった。先が思いやられるな。
しかし、これだけの血と死臭がするのに何一つ他の種類恐竜が出てこないとはおかしいな普通ならゴジラサウルスや違う恐竜が、そろそろ来てもおかしくないのにいまだ餌を求めてやってくるに現れていない。
俺が戦っていた場所以外を見てみるとゴジラサウルスの骨だけの死体が転がっていた。
何かいるのか。あたりを探してみるが何も見当たらない、俺は休憩をやめ本格的に探すことにした。
木を飛び降りた瞬間俺は吹き飛ばれた。俺は木々をなぎ倒しながら飛ばされ、もといた場所から100mくらいの地点まで吹き飛ばされた。
どうやら背骨と胸骨を数本折ったみたいだな。
俺は再気を発動させて骨折を治す。俺は後ろを振り返ってみると俺よりもはるかに大きい恐竜が君臨していた。
あいつは三層期最大の肉食恐竜アロサウルス、ついに出たか大型肉食恐竜さっきの攻撃はアロサウルスか。あの威力だとかなり強いな。
俺は全身を全力の気を纏い一気に頭めがけて飛び距離を詰め本気の踵落としを食らわせる。踵落としの威力であたりの草木が激しく揺れ地面にクレーターができたが、アロサウルスはびくともせずただこちらの様子を伺っている。
そのあともアッパー、膝蹴り、肘打ち、回し蹴りあらゆる攻撃をしたが全く攻撃が通っていない。
必殺技崩壊拳で攻撃すると少し痛かったのかものすごい速さの爪で引っ掻いてきた。俺は腕でガードしたが腕は爪で引き裂かれなくなり、爪は胸にまで到達した。俺はすぐさま再気で肉体を再生したが、すぐにアロサウルスが俺を尻尾ではたき吹き飛ばされる。アロサウルスは吹き飛ばした俺の前に表れて尻尾ではたきまた飛ばすどうやら遊んでいるようだ。
数分間何もできず吹き飛ばされ続けたがアロサウルスは飽きたのか足で俺を押さえつけて、食べようとしたが俺は地面を斜めに削りアロサウルスの足から逃げ出す。アロサウルスのほうが速度が上で逃げられそうにないな。
何の抵抗もなく食われるのも気に食わない仕方ないので勝てる気は全然しないが、秘儀を使うか。
俺は四肢に気を集中させて四肢に崩壊拳を発動させる崩壊の儀を発動した。この技は崩壊拳の威力が上がり触れただけで効果があり、四肢に常には発動させることができるその代わりに数回相手にぶつけるだけで自分のぶつけた個所が崩壊または爆発する技で、再気がないと使い物にならない秘儀だ。
俺はアロサウルスに一気に近づき崩壊拳のラッシュ攻撃をしたが俺の必死の攻撃も爪を消滅させるだけに終わった。
アロサウルスは痛かったのか怒りの咆哮を上げて、突進して俺を吹き飛ばし口を大きく開けてこちらを向いている。
なんだかやばそうな気がする。
俺がそう思った瞬間アロサウルスの口から何かが光ったと思った瞬間俺の分身はその光に包まれて死んだ。
強すぎるよアロサウルス。




